『片腹痛い』とは『片腹痛い』
せっかく政権交代を果たした民主党だけど、北海道では北教組(北海道教職員組合)が民主党衆院議員に違法な政治資金を提供したとして刑事事件にまでなっちゃったね。
ところがこれについて聞かれた連合の古賀会長、「すべての労働組合が全部一緒にされるのは片腹痛い」だって。
北教組だけが特殊と言いたいんだろうけれど、そもそも教組といえば、生徒や父母から尊敬されるべき先生の集まりなのにねえ、見捨てるか。
それに、こんな場合に「片腹痛い」とは、それこそ「片腹痛い」。
おそらく「ちゃんちゃら可笑しい」という意味で使ったんだろうけれど、これは相手を軽蔑、嘲笑したりする時の使い方だ。
そもそも「片腹痛い」とは、「傍ら痛し」の歴史的仮名遣い「かたはら」を「片腹」と解したところから生まれた言葉で、本来の意味は「傍らで見ていて気の毒だとか、なんとなくきまりが悪い」なんていうこと。
今回の古賀会長、ちょっと使い方が違うんじゃない?
ったく、変なこと言うからこっちのお腹が痛くなるじゃん。
「腹痛でも倒れない不屈ぅの精神」
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