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2010年5月

強豪イングランド相手に3点はスゴイ!

Ani_soccer_wrifting昨夜の対イングランド戦はすごかったね。
日本もなかなかやるじゃないか。
なんたって、優勝候補にも挙げられる強豪のイングランドを相手に3点も入れたんだよ。
再三、決定力不足と言われた日本代表だけど、これはやっと得点力が付いたということだな。

なのに、1-2で負けというのはなぜ?

闘莉王選手と中澤選手が入れたのは、自分のゴールだったから?
なんだ、そういうのは相手の得点になっちゃうのか。
そっか……

でもそういうのは、先に言ってよね。
ならW杯本番ではちゃんと相手のゴールに入れよう。

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カメルーン代表の選出に疑問あり

Ani_soccer8今回のWサッカー杯で、日本にとって重要な試合になる緒戦の相手・カメルーンが、やっと代表メンバーを発表したね。

その顔ぶれをみると……
うん?
ジュニア時代とはいえ、なんと以前にフランス代表だった選手や同じくドイツ代表だった選手が含まれているじゃないか。
日本とは国籍条項なんかが違うから合法なのかも知れないけれど、これって……

闘莉王の言葉を借りるまでもなく、W杯は銃こそ使わないけれど、国と国との代理戦争だ。
そこにまるで傭兵みたいのが出て来るのはなんだかなあ。
こんな選手選考、あなたはカメルん?
いや、呑めるん?

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世界卓球、男女ともメダル獲得だ!!

Ani_pinpon_suburiいまモスクワで行われている世界卓球、日本チームが男女ともに2大会連続でメダル獲得だって。
すごいねえ。

昨夜はメダルを賭けて対決した女子の韓国戦を見ていたけれど、あまりに長い(5時間!)ので最後まで見られなかったくらいの熱戦。
3位決定戦はやらないのであとは中国と戦う決勝だけだけど、こちらは超・強敵だからねえ。
実際、昨夜日本のエースで現在世界8位の福原愛選手が戦ったのは、同じく6位のキム・キョンア選手(韓国)だけど、残りのランキング上位はすべて中国と中国出身の選手でこれらを除けばこの二人が世界のナンバー1とナンバー2だというんだもの。
いかに中国がこの競技を席巻しているかがわかるよね。

まあ無理は承知の上だけど、なんとか決勝戦で奇跡が起こらないかなあ。
頑張れ! 福原愛~☆
頑張れ! 平野早矢香~☆
頑張れ! 石川佳純~☆

ピンポ~ン♪

「あっ、卓球便だ」

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また、「秘書が……」だね

Daruma今年夏に行われる参院選挙から、いよいよ選挙期間中のインターネット利用が解禁になるんだね。
とっくに活用していたアメリカや韓国なんかに比べれば、むしろ遅すぎたくらい。
ま、これまでの自民党政権ではネットを扱えるような長老議員が少なかったから、ないがしろにされてたんだろね。

ところがその運用の詳細をみたら……
サイトの更新は秘書や党職員、それに後援会幹部でもOKだって。
そんなのあり?
それじゃ何か問題が起きたとしても、また「秘書が……」で誤魔化されちゃうぞ。

ほら。
また何か、ヒショヒショ話してる。

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雨に打たれ、雪を潜ってヒョングリ(中の滝)へ

田沢湖の北、湯渕沢にある『中の滝』を訪ねた。
もちろん、狙いはヒョングリだ。

 雨に打たれ……
Nakanotaki_01

Nakanotaki_02
難点はここ数日続いた雨。
名ばかりの林道は、こんな池状態。
さらに降り続く雨にテンションは下がる一方。↓
基本、ヒョングリに雨はラッキーだけれど、川の水量が多過ぎると徒渉することができないからね。
止むを得ず、ひたすら左岸のわずかな踏み跡を辿っていくと……
現れたのはなんと雪の壁。
マジかい。

 雪を潜り……
Nakanotaki_03

Nakanotaki_04
北アルプスじゃあるまいし、まさかこんな低地(400mほど)でまだ雪と闘うとは、ね。
それでもそこからさらにビチャビチャの藪を漕いでいくと……
見えた! 目的の『中の滝』だ。

 中の滝のヒョングリ
Nakanotaki_05

Nakanotaki_06
滝は3段ほどに分かれていて、その途中に大きなヒョングリがある。
ただ水量が多すぎて、かえってヒョングリが見難いなあ。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                


西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
桑の木沢・黒戸噴水滝のヒョングリはこちら
ボンクラ沢・水神滝のヒョングリはこちら
奥多摩・栃寄沢大滝のヒョングリはこちら
奥多摩・大岳沢大滝のヒョングリはこちら
六合村・さつうぜんの滝のヒョングリはこちら
岩手・七折の滝のヒョングリはこちら
赤城・乙女の滝のヒョングリはこちら
群馬・夜後沢大滝のヒョングリはこちら
丹沢・滝口沢F1のヒョングリはこちら
奈良・宮の滝のヒョングリはこちら
谷川岳・一の倉沢のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のややひょんはこちら
丹沢・弥七沢のヒョングリはこちら
岐阜恵那山・釜沢大滝のヒョングリはこちら
岐阜恵那市・寿老の滝のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のヒョングリ証明はこちら
丹沢・モチコシ沢のヒョングリはこちら
静岡・牛妻不動の滝のややヒョンはこちら
滋賀・神爾の滝のヒョングリはこちら
静岡大間川・釜滝のヒョングリはこちら
京都・童仙房・不動滝のヒョングリはこちら
阿南町・七人滝のヒョングリはこちら
塩原・風拳の滝のヒョングリはこちら
兵庫・三室の滝のヒョングリはこちら

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『あかつき』、暁の地球を見ゆ

(C)宇宙航空研究開発機構
Earth
21日にH2Aロケットで打ち上げられた『あかつき』が撮った、夜の地球(裏側)の写真が公開されたね。
きれいな三日月形に浮かぶ地球は、このうえなく美しい。
やっぱりかけがえのないこの星を大切にしなくっちゃね。

なんでも撮影したのは地球から25万キロの距離なんだとか。
国際宇宙ステーションが飛ぶ約350キロの地球周回軌道に比べればこれでも十分に遠いけれど、まだ地球と月の平均距離の約3分の2でしかないんだって。
やっぱり宇宙は広いな、大きいな。

地球に戻るのはいつですか。
あーすです。

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高速道路の邪魔者

高速道路は快適だけど、時々邪魔者がいるよね。
走りにくいったら、ありゃしない。

 高速道路の邪魔者 (拡大します)
 
遅いから追い越してやった。
ちょっとスリル
だって、やつらツルんでるんだもの。
きっとこれから集会だ。

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『あかつき』&『イカロス』打ち上げ成功

天候のせいで3日遅れたけれど、今朝日本初の金星探査機『あかつき』の打ち上げが成功したね。
このH2Aロケット17号機には、他にも世界初の宇宙ヨット『イカロス』など5基の実験機や衛星が搭載されていて、いずれも予定通り正常に分離されたそうだ。

ギリシャ神話のイカロスは太陽の熱で蝋を溶かされ墜落しちゃったけれど、現代のイカロスは、太陽からの光を帆に受け、そのエネルギーだけで進むんだって。
すごいね、エンジンも燃料も要らない、まさに夢の宇宙船じゃないか。
まだイカロスの凄いところはいっぱいあるんだけれど、イカ同文。
太陽の暑さで干しイカにならいことを願うばかりである。

あかつき』のほうも、無事きれいなままの姿で金星に到達して欲しいね。
じゃないと金星人に、「なんだ、垢付きかい」なんて言われちゃう。

  イカダに乗ったイカだ
Ikada


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キレてな~い、いやキレてた (~_~;;

鉱山跡探検なんてたいてい深い山の中にあって、しかも穴に水が溜まったのかそばに不気味な沼があったりするんだよね。

 不気味な沼
Numa_01

Numa_02
ほら、なんか河童でも出て来そうじゃない?
でも、ほんとに現れたらどうしよう。


 カッパ捕獲許可証
Numa_03_2
大丈夫!
だってそんなこともあろうかと、ちゃんと僕は『カッパ捕獲許可証』を持っているんだもの (^.^)v
もしも捕獲したら、有名になっちゃうぞ。
高く売れるかなあ。

でもよく見たら……
ヤバイ、3月で期限がキレていた。_| ̄|〇

玄倉鉱山跡はこちら
渋沢鉱山跡はこちら
坂口鉱山跡はこちら
坂口鉱山跡パート2はこちら
東沢鉱山跡はこちら
日影沢鉱山跡はこちら
麓金山跡はこちら
玄倉鉱山跡パート2はこちら
山田鉱山跡はこちら
奥沢鉱山跡はこちら
富栖鉱山跡はこちら
須玉(増富)鉱山跡はこちら
川尻鉱山跡はこちら
梓山鉱山跡はこちら
・オイ沢鉱山跡はこちら
・大仁鉱山跡はこちら
・明神鉱山跡はこちら
・持倉鉱山跡はこちら

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いよいよ時代は『ロボ前婚』

Ifairy2神様の前で結婚するのが神前式、人前で挙げるのは人前式というらしいけれど、16日都内で『ロボ前婚』というのが行われたんだそうだ。

柴田智広さん、井上聡子さんの挙式で立会人代表を務めたのは、なんと女性型ロボットの『i-Fairy』。
人手が足りなかった訳でもないだろうに、今やロボットに誓いを立てて結婚する時代なんだねえ。
なんか、SF映画を観てるみたい。
そのうち、参列者がすべてロボットばかりになったりしてね。

でも日本人なら、やっぱりお寺か神社だろ。

結婚 するって 本堂 ですか~♪

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トンガってるねえ、本田圭佑選手

だいたいW杯の年になると新しいスターが現れてくるものだけれど、今回のそれはどうやら本田圭佑選手(23歳)のようだ。
CSKAモスクワというあまり馴染みのないチームの所属だけれど、あの無回転のフリーキックはまるでアニメに出て来る魔球のように魅力的だね。
Ani_soccer7

でも岡田監督に名指しで「期待してる」と言われたのに、「守備はしたくない」だって。
たいした度胸だ。
普通、初選出の若造がそんなこと言えないよね。
しかもポジションがフォワードならわかるけど、MF(ミッドフィルダー)だぞ。
元よりMFは攻撃にも守備にも自在に参加するのが仕事なのに。

また中田英寿選手同様、ファッションにも一家言あるようだ。
帰国会見では、ズタズタのジーパンにサンダル履き。
おまけに両方の手にごつい腕時計をしているのが印象的だ。

なんでもこれはバランスを考えてのことなんだって。
なるほど、そう言えばそうだよね。
確かに片方の腕だけに時計をするというのは合理的じゃない。

Tozan
そうか、僕が山で転びやすいのは、バランスのせいだったんだ。
よし今度からお○ん○んを真ん中に収納できるようなスボンにしよ。
バランスを取れば、もう転ばないぞ。

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こんなの知ってた? 『デュエットホン』

 樹木型・電話ボックス (いずれも拡大します)

ここは神奈川県川崎市の中原区役所前。
童話に出て来るような、可愛い樹木の形をした電話ボックスがある。
その名も『ふれあいの樹』というそうな。

 受話器が2つ……
 
で良く見てみると……
受話器が両側に付いてない? (゚_゚)

 これぞ 『デュエットホン』
 
知ってた?
実は、これぞ幻の『デュエットホン』
なんと3人が同時に話せるという優れものなのだ。

【説明によれば】
1.左側の受話器を上げる
2.右側の受話器を上げる
3.コインを入れる(テレカはもう使えない (>_<)
4.電話を掛けて3人で話す

だそうだ。なるほど。
3人で話しても料金は同じらしい。
なんでも20年ほど前、電話開業百周年を迎えた記念に県内のNTTが遊び心で設置したそうだ。
携帯電話全盛のこのご時世、もう時代遅れでほとんど使われないことから撤去の話が出たそうだけど、区長さんが保存を主張したんだとか。
その心意気やよし!>中原区長

でも、3人で同時に話すってどういう時?
あ、浮気がバレて修羅場になった時か。

浮気? うわー聞いてないよ!」

・お城の電話ボックスこちら
・藁葺きの電話ボックスこちら
・セミがいる電話ボックスこちら

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缶ジュースの飲み口と恋人の唇

インターネットの質問コーナーに、「飲料缶に口を直接つけるのは不潔ですか?」というのが出ていた。
考えてみれば、たしかに自販機の缶なんて飲み口が剥き出しになっているから汚れる可能性はあるんだろう。
昔のビン牛乳がセロファンで飲み口をカバーしていたのに比べれば、いまの缶ジュースの清潔性って……。

でも、この質問の回答は概ね「そこまで気にするな!」というものだった。
もともと人間なんてある程度雑菌がある状態で生きていけるようになっているのだし、極端に気にしすぎるのは現代人の強迫観念症という精神的な病気だとも。

それにそんなことを気にするんだったら、「恋人の唇」だって問題だってさ。
そんなこと考えたことある?
まさか、キスする前に相手の唇をハンカチで拭いたりしないよね。
そんなことしたら、ひっぱたかれて恋人失格だ。

国営飲料水『国家コーラ』
   Cocacola_china


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みんなで上海万博応援しよ

Haibao中国の威信を賭け、鳴り物入りで開幕した上海万博だけど、どうしちゃったのかな?
?(゚_。)?(。_゚)?

だって、過去最多6400万人だった大阪万博の入場者数を超える7000万人が目標と意気込んでいたのに、昨日の入場者はわずかに13万人余り。
このペースじゃ到底届きそうもないよ。

万博の開催期間は半年と決まっているから180日間の勝負だ。
(上海万博は実際には184日)
目標の7000万人に達するには、「7000万÷184=38万」ということで一日あたり平均38万人の入場者が必要になるね。
ところがここまで2日目の22万人がピークで、天気の悪かった5日目なんかわずかに8万6千人しか入らなかった。
結局のところ、これまでの9日間で342万人が必要なのに実際の入場者数は139万人。
なんと半分にも達していない。
だいたい天気なんか、たとえ雨でも雲にミサイル撃ち込んで晴れにするって豪語していたじゃん。
天気なんかに負けるな!

中国政府のこと、最後は人民軍を動員してでも目標の数字にしてしまうんだろうか。
心配だけど、まここは一つみんなで上海の歌を唄って応援しましょ。

 しゃん・ハイっ!

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山田鉱山で~ 『バラ輝石』に出会った~☆

三重県大山田村にある山田鉱山の跡を訪ねた。
なんでも、ここでは『バラ輝石』というのが採れるらしい。

 山の中を分け入る
Kiseki_07

Kiseki_01
真泥(みどろ)という小さな集落を抜け、狭い山道を入る。
クルマも通れなくなった林の中をさらに分け入っていく。


 古い鉱山跡
Kiseki_02

Kiseki_08
すると樹々の先に、突然作業小屋の廃墟が現れる。
まだ動きそうなエンジンからはすぐにもたくましい鼓動が聞こえてきそうだ。
なんでも昭和30年頃まで操業していたらしい。


 いくつもの坑道口
Kiseki_03

Kiseki_04
周囲にはいくつもの坑道口が残されている。
ただ、いずれも碧い色の水に浸っていて入ることはできない。


 ズリの山
Kiseki_09

Kiseki_05
隣の斜面には掘り出された大量のズリと呼ばれる鉱石片の山。
誰かが残していったスコップがもの悲しい。
鉱夫の荒い息づかいが風に乗って聞こえてこないか?


 バラ輝石?
Kiseki_06

Kiseki_10
ハンマーも用意していったけれど、鉱石って簡単に割れるようなものじゃないんだね。
いくつか拾った鉱石のかけら。
ピンクの部分が『バラ輝石』というものらしい。
素人の僕にも見つけられたなんて……
これぞキセキだ。


・玄倉鉱山跡はこちら
・渋沢鉱山跡はこちら
・坂口鉱山跡はこちら
・坂口鉱山跡パート2はこちら
・東沢鉱山跡はこちら
・日影沢鉱山跡はこちら
・麓金山跡はこちら
・玄倉鉱山跡パート2はこちら
・奥沢鉱山跡はこちら
・富栖鉱山跡はこちら
・須玉(増富)鉱山跡はこちら
・川尻鉱山跡はこちら
・梓山鉱山跡はこちら
・オイ沢鉱山跡はこちら
・大仁鉱山跡はこちら
・明神鉱山跡はこちら
・持倉鉱山跡はこちら
・倉沢鉱山跡はこちら
・峰之沢鉱山跡はこちら
・湯ヶ島鉱山跡はこちら
・持越鉱山跡はこちら
・伊豆天城鉱山跡はこちら
・寝姿山鉱山跡はこちら
・矢筈山鉱山跡はこちら
・縄地鉱山跡はこちら

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5年半ぶり「関脇・小結」日本人力士独占快挙?

Ani_sumoまた日曜日から大相撲の夏場所が始まるけれど、その番付が話題になっているね。
なんでも三役のうち関脇・小結の4ポジションを日本人力士が独占したそうだ。
実に33場所、5年半ぶりの「快挙」なんだって。

これだけ聞くと日本人力士の強さが復活したように聞こえるけれど、冗談じゃない。
真実は、関脇の一角だった把瑠都(エストニア)が大関に昇進していなくなっちゃったからというから情けない。
日本人はこのところ誰も昇進しないでいるから、たまたまそうなっちゃったんだね。
事実、これより上の横綱・大関陣は6人中4人が外国人力士。
またこの下の幕内だって上位は半分以上が外国人だ。
これで日本の国技?

貴乃花など親方に言わせると、いまの日本の若いもんは相撲の厳しい修行に耐えられないということらしい。
それじゃこれから相撲は国技ならぬ、日本の酷偽と言わなきゃね。

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伊賀の古道に磨崖仏をみた

不動滝のために訪れた伊賀市近辺。
目についたのが、この地方の磨崖仏(まがいぶつ)の多さだ。
磨崖仏とは「自然の巨石や岩壁に彫刻した石仏」のことね。
有名なものだけでも上げたらきりがないくらい。
見掛けた中で印象に残ったものをいくつか。

 多羅尾(たらお)の磨崖仏 (いずれも拡大します)
  
本能寺の変のあと、命からがら伊賀越えをした徳川家康。
一行の前には家康の首を狙う、落ち武者狩り、山賊、一揆が待ちかまえていたのを、ここ小川城の多羅尾氏が助けたんだね。
その村外れ、御斉峠(おとぎとうげ)街道沿いに鎮座するのが『多羅尾の滝の脇・磨崖仏』だ。
二つの大きな花崗岩に阿弥陀如来像など大小様々な仏像が彫られていて、鎌倉時代後期・正中二年(1325年)の造立名がある。

 野殿の磨崖仏
  
こちらは童仙房・野殿旧道の山中で苔むす『北大河原・磨崖仏』
山深く入っていかなければならないので、訪れる人も少なく像は苔むしている。
高さ3m、幅6mの花崗岩で、錫杖・宝珠形の地蔵六体が室町時代に彫られている。
磨崖仏の上をほとんど樹木が占拠してしまっているのがすごいね。
なお、この野殿旧道には京都府唯一という「スイッチバック?」がある。

 日南田の六体地蔵
  
これは帰りに寄った、三重県津市にある『日南田・六体地蔵』
これも室町くらいの作というけれど、他の六体地蔵とは並びが違っていて素人の作品という説も。
岩自体は川の中にあるので、肝心の仏様を見にくいのが難点。
まいっか、ホットケ

・京都・童仙房の磨崖仏こちら
・伊豆・大仙山の磨崖仏こちら
・房総・岩谷堂の磨崖仏こちら
・初瀬街道の磨崖仏こちら

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一年中、『GW』なのだ

幸いお天気にも恵まれ行楽客で賑わうゴールデンウィーク(GW)だけれど、スポーツでも素晴らしいニュースが相次いでいるね。

Ani_marathon女子短距離のエース福島千里選手は100mに続き200mでも日本記録更新の快挙!
女子レスリングではあの吉田沙保里選手が全日本選抜9連覇達成。
アメリカ女子ゴルフツアーでは宮里藍選手がみごとメキシコ戦を制し今季3勝目を記録だ。

みんな、凄いねえ。
ところでこれ、みんな女子選手じゃん。
ある新聞ではこの活躍について『GWはグレート・ウーマンの意味だから』って書いてた。
なるほどね、だから今週は女性の活躍が目立つんだ……

って、そんなことないだろ。
GWがグレート・ウーマンなんだったら、ウチなんか1年中GWだ。

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その名も粋なり『恋路橋』

童仙房の不動滝を見たあと、急坂を国道163号線まで降りてきた。
国道に沿って流れるのはあの淀川の支流、木津川だ。

 沈下橋・全景
Koijibashi_01

Koijibashi_02
そこに長い橋が架かっているのが望まれる。
近くによって良くみると、ガードレールも欄干もない。
これは沈下橋とか潜没橋と言われるもので、水かさが増した時には水中に隠れるようになっているんだね。
(四国の四万十川が有名)


 橋を渡る
Koijibashi_03

Koijibashi_04
橋の幅は結構あるので渡るの怖くはないけど、強風が吹いたらやだろうな。
ふと上流に目を向けると、彼方に妙チクリンな形をした建物が見える。
これ、世界的な建築家・黒川紀章氏が設計したもので、「やまなみホール」(正式名:南山城村文化会館)という、村の宝なのだ。


 橋の名前は『恋路橋
Koijibashi_05

Koijibashi_06
ところでこの橋の名前は『恋路橋
公募したものだというけれど、ロマンチックだねえ。
実はこの橋は丘の上にある『恋志谷神社』の参道になっていて、そこから命名されたんだそうだ。
つまり『恋の架け橋』という訳だ。
で、「カップルでこの橋を渡ってお参りすると、恋愛が成就する」んだとか。

よぉ~し、橋の上でひとの恋路を邪魔してやる!!
(by いけず)

【橋リスト】
・伊豆・廃ループ橋跡はこちら
・旧稲又川橋跡はこちら
・君津・廃橋跡はこちら
・君津の変な橋はこちら
・中央線遺構・立場川橋はこちら
・ねずみの歩道橋はこちら
・須坂の渡れない橋はこちら
・長電の警笛が響く村山橋はこちら
・世にも怖~い冠着橋はこちら
・善光寺白馬電鉄跡はこちら
・未成の天津ループ橋はこちら
・明治・土木の誇り、汐止橋はこちら
・桂川・水路の旅はこちら
・崩壊橋梁・祭畤大橋はこちら
・モダンなアーチ・新矢柄橋はこちら
・自殺防止の鏡渡橋はこちら
・破壊橋梁・旧柴崎橋はこちら
・崩落橋梁・旧鹿行大橋はこちら
・甲斐・信濃の旧国界橋はこちら
・レールの旧春木川橋はこちら
・第二東名・新富士川橋はこちら
・柿田川の眼鏡橋はこちら
・足尾銅山・小滝橋はこちら
・初瀬街道・沈下橋はこちら
・工事再開・天津ループ橋はこちら
・飯田街道の廃橋・旧真弓橋はこちら
・白浜のめがね橋はこちら

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