イカロス、干しイカにならず飛ぶ
日本の宇宙探査が素晴らしいレベルにあるのは先の『はやぶさ』の帰還で証明されたけれど、いまはもう一つ、『イカロス』も順調に飛行しているんだよね。
イカロスは世界初の宇宙ヨット。
ギリシャ神話のイカロスは太陽の熱で蝋を溶かされ墜落しちゃったけれど、現代のイカロスは、太陽からの光を帆に受け、そのエネルギーだけで進むんだ。
すごいね、エンジンも燃料も要らない、まさに夢の宇宙船。
それを日本が初めて成功させたというのが素晴らしい。
まだイカロスの凄いところはいっぱいあるんだけれど、イカ同文。
宇宙で無事に帆を拡げたところを撮影したのはイカロス自身から飛ばされたDCAMという小さなカメラくん。
戻るエネルギーなど持ち合わせていないから、今はイカロスの近くを飛び続けているけれど、もう永久に戻ることはないんだって。
(そのお話はここでわかる)
それにしても太陽光線に物を押す力があったなんて……
そうか。
朝まで飲んでお日様にあたるとフラフラするのはそのせいなんだ。
イカダに乗ったイカだ
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