長妻式政治主導って?
あまり大きなニュースになっていないけれど、厚生労働省の伊岐典子雇用均等・児童家庭局長が左遷されてしまったそうだ。
理由は明らか。
せっかく鳴り物入りで導入した『子ども手当』だったのにすこぶる国民の評判が悪く、今や民主党の汚点になってしまっているから。
ところが厚労省の長妻大臣は、その責任がこの制度設計に当たった担当局長である伊岐典子氏にあると判断した訳だ。
表向きには「左遷じゃない」と言うけれど、将来を嘱望されたエリート女性局長が傘下の独立行政法人である『労働政策研究・研修機構』の、しかも『統括研究員』だなんて、どう考えても更迭、格下げだろう。
実際、これまでこのポストは退職した課長級職員の出向先だったというんだもの。
いったい、民主党の言う『公務員改革』ってなんだ?
役人を応援するつもりはさらさらないけれど、これじゃまるで公務員幹部に対する『恐怖政治の始まり』じゃない。
そんな政治主導で国がうまく機能するとは思えない……
だいたい、左遷しておきながら、仕事させんな!
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