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日本一のポットホール『大明神淵』

天空の郷を見たあとは山を駆け下り、日本一のポットホール『大明神淵』を訪ねてきた。
長野県豊丘村を流れるエメラルドグリーンの虻川渓谷にある。
坂島トンネルの手前から狭い渓谷へ急傾斜を降りていくところは、ちょうど丹沢・芋ノ沢出合辺りの玄倉川を思い出させる。

虻川渓谷 (拡大します)

両側の渓谷はかなり険しい。
見学者のために岩には「お助け鎖」もうがってあるけれど、水量が少なくても濡れずに目的地まで行くのは難しい。

ポットホール周囲

見えた!
正面の滝の右側、丸く周囲の岩がえぐられた部分が目的のポットホール。
ポットホールとは窪みに入った石が激流で回転し、長い年月を掛け岩を丸く削ったもの。
甌穴(おうけつ)とも言われる。
平成16年に、村内のアマチュア写真家によって発見されたばかり。
直径約7mというこの大明神淵は、非公式ながら日本一の規模なんだという。

ポットホール

この大明神淵はその深さから、それまで竜宮城の入り口とも言われていたそうだ。
内部には、渦流により岩盤を削った丸い石(ドリルストーン)も確認できたというけれど、落石でかなり埋もれてしまったのは残念だ。
でも、丸い形状からその特徴は良くわかるね。
たかが穴だとて、アナどるなよ。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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