矢立の杉(笹子峠)
屋久島ナンバー2の翁杉(おきなすぎ)が倒れちゃったんだってね。
なんでも中が空洞だったためらしい。
うーん残念。
おーきな杉だったのに……
こちらは旧甲州街道で最大の難所と言われた笹子峠頂上近くに立つ『矢立の杉』。
行くのはタイヘンだけれど、これも実は江戸時代から画に描かれたという名木なのだ。
矢立の杉・全景
樹高約28m、根回り約15m、幹囲約9mの巨樹。
推定樹齢は約1,000年とあるが、ただし伝承。
昔、出陣する武士がこの木に矢を射立てて戦勝を祈ったことからこの名が付いたと『甲斐叢記』にある。
(実際に読んだ訳じゃないけどね (^.^;)
穴が……
矢を射ったためではないだろうが、こちらも実は中が空洞になってしまっている。
樹が傷むからということで、残念ながらいまは中には入れない。
カメラだけ差し入れて撮影
樹の内部はまるで煙突のように空洞。
中に入れればなあ……
そしたら
「絶対、中で飯 喰うどう!」
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コメント
矢立の杉、懐かしいです。31年前笹子駅より旧道で笹子峠に登った時、藪の中に在りました。空洞から見上げた気がするのですが、中に入ったかどうか記録を見ても書いてなく、記憶も曖昧です。車は峠近くで1台会ったのみ。往時はトラックが行き交ったというが、信じられない狭さでした。紅葉の穴場ですが今は大分賑わっているのでしょうか。
投稿: せいざん | 2010.09.12 14:36
せいざんさん
さすが
笹子峠にも登っておられるんですね。
今でも旧道はとても狭いです。
杉良太郎さんの唄になったとかで、矢立の杉の周辺は石碑や像が建てられるなど、まるで観光地のようでした。
平日だったので人はまったくいませんでしたが。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.09.12 15:08
おはようございます
これ、よく写真撮れましたね~。中がこんなになってる、ということは倒れるのも時間の問題なんでしょうか。屋久島という自然環境の中でさえ翁杉が朽ちて倒れるとしたら、矢立の杉も「今までよくもった」ということでしょう。
<<「絶対、中で飯 喰うどう!」
やだって!
投稿: poohpapa | 2010.09.13 08:29
poohpapa さん
コメントありがとうございます。
写真は片手だけを差し入れての撮影なので、ほとんど手探り作業です。
(デジカメはすぐに確認できるから助かる。(^.^)v)
この矢立の杉
太さの割に高さがないのは、上部が折れたのかも知れません。
雷でも落ちたのかなあ。
こんな空洞で、いつまでこの状態が持つのでしょうか。
心配ではありますね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.09.13 08:55
>『甲斐叢記』(実際に読んだ訳じゃないけどね (^.^;)
ん?わざわざ断るところがなにか怪しい。ついに古文書を自ら解釈するところから始めているのを悟られないようにと逆に意識しすぎたのでは・・。しかも甲斐といえば武田信玄・・金山もあった甲斐の埋蔵金狙いかぁ。
山梨田中銀行の蔵の話は実は地元の情報も収集しようとして足で情報を集めていたついでの記事では?
>行くのはタイヘンだけれど、これも実は江戸時代から画に描かれたという名木
こういう場所が最終地へのチェックポイントとして最適なのは間違いなく、こんな木の写真だけをとるのにわざわざ行く訳がない。あやしい・・
投稿: 惑 | 2010.09.14 12:53
これこれ、惑さん
もうやめてくださいよ。
それでなくてもなんか最近、わが家を窺っている人がいるような……
もしかしてあれ、税務署の人?
まだ発見していないんだってば。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.09.14 13:25