日本のチロル『天空の郷』(下栗の里)
日本のチロル『天空の郷』とも呼ばれる絶景、下栗の里を訪ねてきた。
あの『日本百名山』の著者、深田久弥さんをして、「下栗ほど美しい平和な山村を私は他に知らない」と言わしめたという日本の秘境なのだ。
下栗の里 クリックすると拡大します
日本アルプスを望む長野県飯田市にある。
標高1000m、最大斜度30~40度の山腹を切り開いた地にひっそりと佇む姿はまるでヨーロッパのチロルか、南米のマチュピチュのようと評判を呼んでいるものだ。
これでも全部で73軒の家があり113人が生活しているとか。
斜面の耕地ではお茶、蕎麦、芋などが細々と栽培されているというけれど、実際に行くと見た目以上に斜面は険しい。
なぜ、こんな険しい所に?
そこには案の定、落人伝説が。
なんでも長篠の戦いで織田信長軍に敗れた武田の残党が隠れ住んだという言い伝えがあるらしい。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
↓
上野原市の天空都市はこちら。
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コメント
度々どうも(^^ゞ
いやあ、凄いところですね、まさに「天空の郷」「日本のマチュピチュ」ですね。
日本にこんな集落があるなんて知りませんでした。観光地化されることなく下手に俗化してないのがいいんでしょうね。このままの状態が永く続くといいな・・・。行ってみたいものですが、ここには民宿なんて無いんでしょうね。あ、あと、汲み取りトイレか・・・。
ここだと誰か一人欠けても(いなくなっても)、一人増えても(余所者が紛れ込んでも)直ぐに判るでしょうね。
それにしても、実に見事な写真ですね(^^♪
投稿: poohpapa | 2010.09.05 12:13
poohpapa さん
ありがとうございます。
実はこの撮影ポイントも結構な難所にあるんです。
そのため崩れて一時閉鎖されていたようなんですが、再び開設されたということで行ってきました。
整備してくれた地元・下栗自治会のみなさんに感謝です。
それにしてもここ、1軒に2人はいない計算になるんですよね。
やがて、ここも限界集落に?
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.09.05 13:04
わぁ…。よく旅行社のパンフで見ては、いってみたいなぁ… と憧れるマチュピチュに本当にどこか通じるものがありますね。 ここもまた行くのも大変
写真にとるのも大変なところなのですね。
…それにしても、自分は情けないです。タイトルをみたとき、思わず最初に浮かんだのが10円のチロルチョコ…。(そちらでも発売されているでしょうか) 季節によって、最近はいろいろなバージョンが発売されるので、そろそろ栗がでてきたのね…と思ってしまいました。ご当地チョコで、高校のころ、学校新聞に広告をお願いしたこともあったりして、懐かしいものなので、つい食欲の秋が先行してしまいました。
この調子だと、厳戒でいかなきゃ、秋は大変…>自分(ぼそ)
投稿: ぴょん | 2010.09.07 08:31
ぴょんさん
こう暑さが続いては、なかなか食欲の秋にはなりませんね。
早く、涼しくなって欲しい。
滝は涼しいですが、そこに行くまでが汗ビショであります。
「チロルチョコ」……
もちろんこちらにもありますよ。
調べたら、チロルチョコはチロルチョコという会社の製品なんですね。
発祥は九州なんだ。知らなかった。
でも東京には『唐そば』だってあるんだぞ!!
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.09.07 08:53