再び武田金山『須玉(増富)鉱山跡』
これまた武田の軍資金になっていたと伝えられる甲斐・須玉(増富)金山の跡を訪ねた。
これまで行った武田金山の中ではもっとも北に位置している。
前回の富栖金山と同様、富という文字の付くのがいかにも金山らしいね。
封鎖された林道の途中から、急な山を登って行くのだけれど、事前に確認していた標板が小さな標柱に変わっていて見逃し、1時間も余分な林道歩きをしてしまった。
珍しく霧が出ていたので、そのせいだったことにしとこ。
ろうそく岩とズリの山
金山への目標になる『ろうそく岩』
なに、ろうそくに見えない?
火をつけるから、ちょいマッチ!
数か所に渡る広大なズリ(掘り出された鉱石片)の山。
たくさん掘ったんだね。
一つ目の坑道跡
最初にみつかる一つ目の坑道跡。
これは小規模で約5mくらいで行き止まりになる。
二つ目の坑道跡
さらに急傾斜を登ると現れる二つ目の坑道跡。
堀り方が素人目にも古さを感じさせる。
こちらは本格的で、奥行き20m以上あるということだけど、急傾斜だし入らなかった。
ほんとはコウモリがいるからだけど。
さらなる坑道と林道の廃車
注意深く探すと辺りにはまだ坑道跡らしき穴がみつかる。
それにしても標高約1600mという高さの鉱山はこれまでの経験で一番になる。
そして封鎖林道ではお決まりの廃棄されたポンコツ車。
山の中でこれを見ると悲しくなるんだよね。
・玄倉鉱山跡はこちら。
・渋沢鉱山跡はこちら。
・坂口鉱山跡はこちら。
・坂口鉱山跡パート2はこちら。
・東沢鉱山跡はこちら。
・日影沢鉱山跡はこちら。
・麓金山跡はこちら。
・玄倉鉱山跡パート2はこちら。
・山田鉱山跡はこちら。
・奥沢鉱山跡はこちら。
・富栖鉱山跡はこちら。
・川尻鉱山跡はこちら。
・梓山鉱山跡はこちら。
・オイ沢鉱山跡はこちら。
・大仁鉱山跡はこちら。
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・伊豆天城鉱山跡はこちら。
・寝姿山鉱山跡はこちら。
・矢筈山鉱山跡はこちら。
・縄地鉱山跡はこちら。
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コメント
木は森に隠せ。金は金山に隠せなんて諺があるかどうか知りませんが?こうもりのいる洞窟?黄金バットが出てくるかも?
何か0.001gでも金はなかったですか?錆びたトロッコって武田信玄の時代からいつまで掘っていたんですかね。
投稿: 惑」 | 2010.10.06 12:48
惑さん
黄金バット?
僕はバットマンもスパイダーマンも苦手なのだ。
それから「錆びたトロッコ」って?
ここの話ではないですよね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.10.06 15:14
惑さん
わかった!
「錆びたトロッコ」って、最後の写真のことですね。
これはトロッコではなく、林道に放置されたトラックの荷台なんです。
この左手にはシャシー部分が、さらにその先にはキャビンがひっくり返っていました。
ちなみにこうした林道のものと金山とは全然関わりがありません。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.10.06 15:27
そうそうポンコツになったトロッコだと思い込んだんですよ。古い家電やタイヤを放棄するように車ごと捨てる困ったやつがいるという話なんですね。
いい加減なこめんとでごめんどうおかけしました。
投稿: 惑 | 2010.10.11 10:59