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三島湖に掛かる変な直角橋

千葉県君津市にある三島湖に、二つの変な橋が架かっている。
それぞれは別におかしくないのだけれど、二つの吊り橋が同じ位置から直角に掛かっているのって珍しくない?
二つの橋の位置関係を航空写真でみるとこんな感じ。
W_hashi_00s


 橋台が二つ
W_hashi_01

W_hashi_02
三島湖の奥深く、細い小径を降りていくと妙なコンクリート製の四角い建造物が二つ。
これはそれぞれ異なる吊り橋の橋台なんだけど、競うように直角に立っているんだね。
互いのワイヤーだって、入り乱れるようにその存在を主張し合っている。


 『長浦橋』
W_hashi_03

W_hashi_04
こちらは長いほうの『長浦橋』。
竣工年は共に昭和30年ということで、いずれも今年55歳になる。
振り返ればすぐ右手にもう一つの『清水橋』が見えていた。


 『清水橋』
W_hashi_05

W_hashi_06
こちら短いほうの『清水橋』。
半分だけだけど、踏み板が新しいものに架け替えられている。
橋を渡りきると道は急角度に曲がり、さらに素堀りの小隧道へと続くけど行き止まり。
橋には「老朽化のため、車両の通行はご遠慮ください」とあるけれど、こんなん軽トラだって通れやしない。
それなのにまだお金掛けてメインテナンスする?


向こう側から実際に歩いて撮影した動画はこちら
                

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コメント

都会の大きな交差点だと歩道橋がこんな風に垂直関係というのは珍しくないけどこんな山の中だとこの垂直関係は確かに珍しい。もっとひいた画像だと更に他の橋と合わせて文字になっているとか?ないか・

投稿: | 2010.12.30 01:41

>もっとひいた画像だと更に他の橋と合わせて文字になっているとか?

さすが、惑さん!
そうなんです。
実は春分と秋分の日、他の橋と組み合わせると意外なマヤ文字が浮かび上がるんです。
そしてそれによると……
2012年に『たなぼた』が消滅……

大きなお世話だい。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.12.30 05:48

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