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茨城でも見つけた掩体壕

掩体壕リポート第3弾。
今度は茨城の鹿嶋市だ。

昔、海軍航空隊・神之池基地のあった所はいま鹿島製鉄所になっている。
その工場の一角に『桜花公園』はある。

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名前の通り、の樹が植えられた小さな公園。
でも『桜花』と名付けられたのはそのためでなく、戦争当時ここで『桜花』という特攻兵器が開発されていたからなのだ。

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大型トラックが行き交う大通り側からは容易にわからないけれど、裏に廻るとこれも独特な形状をした掩体壕であることがわかる。
ただ、ここはフェンスでしっかりと塞がれていて、中に入ることはできない。

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他の掩体壕と違うのは、ここには『桜花11型』の実物が保存されていること。

桜花は機首部に大型の徹甲爆弾を搭載し、尾部に推進ロケットを装備した高速滑空機。
目標付近まで母機で運んで切り離し、その後は搭乗員が誘導して目標に体当たりさせた。
つまり操縦者1名が搭乗する特攻のロケット爆弾ということになる。
しかし犠牲ばかりで成果はなく、今となっては悲しいだけの形見なんだね。

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コメント

おはようございます。
海軍航空隊の掩体豪、興味深く拝見しています。
その昔、若かりし頃の愛読書の一つが「丸」でしたので...
桜花...米軍のVT(近接)信管の威力の前に母機(一式陸上攻撃機)が射程距離に入る前に、その殆どが落とされていますね。

迷っています...6本歯にするか、10本歯にするか、韓国製が日本製の半額。日本のメーカーと云っても大半は中国で製造したと思われます。シーズン中に、あの姿が見たいですね。

投稿: chiponeko | 2011.01.30 08:02

おお、chiponeko さん
力強いお言葉、ありがとうございます。
桜花をご存じで。

わが家ではこうした掩体壕などのシリーズ、評判が悪いもので。
「そもそも廃墟巡りなんて姿勢が後ろ向きだ」と言われております (~_~;;

アイゼンですが、(価格はともかく)断然日本製をお薦めしますよ。
場合によっては命を預けるものですし。
それに韓国に2000mを越す山はないし、雪渓やアイスバーンもないでしょ。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.01.30 08:57

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