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明治の香り 曾呂尋常小学校

鴨川の山の中、街道沿いの小さな集落に今にも崩壊しそうな木造廃校舎の学校が建っている。
明治7年に建てられたという歴史ある校舎。
その名も曾呂(そろ)尋常小学校分教場という。

いま城西大学等中心になって保存運動が行われているとのことだが、その城西大学の創設者が地元で代々村長を務めた名家の出である元大蔵大臣の故水田三喜男氏だ。
その水田三喜男氏自身も学んだ木造平屋建ての校舎は、昭和42年に廃校となってからもう40年以上の時が経ち、残念ながら窓ガラスも割れかなり荒廃が進んでいる。

・再訪記事はこちら

 曾呂尋常小学校分教場
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なお、教場近くの山の上にある水田大臣の生家は国の登録有形文化財に登録されていて見学することができる。
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校舎内は立ち入り禁止なので外から撮影した動画はこちら
                

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コメント

こんにちは...
学び舎ですか。近所のは、その殆どが観光化されてしまって、真新しいペンキの匂いがぷんぷんとしています。

話は変わりますが、アイゼンは何本刃の物を使用されていますか???、宜しければ教えて頂けますか。

投稿: chiponeko | 2011.01.14 13:34

chiponeko さん

>アイゼンは何本刃の物を使用されていますか?

いよいよ氷雪の季節ですね。
冬用のものは10本爪のものを使っています。
(クライムはしないので、前爪の付いた12本は使いません)
冬以外に、雪や氷でなくザレ場で使うものは4本爪の携帯用です。
ただし、携帯用のは岩場を通過するとよく外れて(紛失して)しまうので、2セットは持って行きます。
お気をつけて。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.01.14 15:21

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