『名誉を晴らす』って……
証拠改ざん隠蔽事件で勾留されていた大阪地検前特捜部長、大坪弘道被告が保釈されたそうだ。
無実にも関わらず逮捕された厚生労働省の村木厚子元局長が5か月も勾留され続けたのに、罪に陥れた首謀者の片割れである検事のほうは4か月で保釈だって。
解せないぞ。
普通、容疑否認なら公判開始まで身柄を拘束し続ける癖に。
なんだかんだ言っても、まだやっぱり身内優遇か?
で、テレビで見た大坪前特捜部長の保釈会見。
「名誉を晴らすため、公判で闘う」とか言ってる。
え、「名誉」って晴らすもの?
晴らすのは「不名誉」のほうであって、「名誉」は晴らしちゃいかんだろ。
「名誉挽回」ならいいけれど、晴らすなら「屈辱」だ。
裁判で起訴状を朗読するエリート検事さんですらそんな勘違いしているから、間違えて罪のない人を捕まえちゃったのか。
でもこのニュースを記事で読むと、各紙とも「名誉を回復するためにはやむなし」なんてちゃんと上手に言い換えている。
日本の新聞て、優しいね。
ちゃんと誤用変換機能が付いている。
昨日の敵は、機能的
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