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2011年2月

「自分で払って走った」市民ランナー

すっかり定着した東京マラソン。
世界選手権の男子マラソン選手選考を兼ねていたんだけど、なんと無名の市民ランナーである川内選手が選ばれちゃったね。
日本人としては3年ぶりとなる2時間8分台のタイムで、文句なしの基準クリアだとか。

ゴールしたあとは倒れ込んじゃって、医務室に運ばれたというのもなんか昔の日本的。
浪花節っぽくて懐かしい感じがする。
定時制高校の事務職員で、だから生徒がつけたあだ名は「ジム」だって。
なんか、外人みたいで格好いいじゃん。

じゃあ並み居る実業団選手、つまりセミプロ選手はどうしちゃったんだろね。
川内選手に、「お金をもらって陸上をやるのではなく、僕は自分で払ってやってる」なんて言われちゃって。

Ani_buta_run3

実業団の選手、見掛けほど走ランナー

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中国語とハングルに標識が……

伊豆の修善寺あたりは道が狭いのか、いつも渋滞する。

Shuzenji_01
そんなとき、ふと案内標識を見上げると、なんと見慣れない文字が……


Shuzenji_02
ほら、修善寺駅のとこだけ中国語とハングル(韓国語)が加えられている。
たしかに最近は伊豆の温泉にも中国や韓国からの観光客が多いらしい。
でもなんで修善寺だけ?
他は日本語と英語だけじゃん。
天城には行かないの?
(ちなみに他の場所の標識でもそうだった)

やがて日本の標識は全部こうなっちゃうんだろか。
そのうちグチャグチャで読めなくなっちゃうね。

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裏見滝ただいま工事中 _| ̄|〇

中伊豆にある『萬城の滝』(ばんじょうのたき)。
天城連山から湧き出た清流を集め、高さ20m幅6mの迫力なんだとか。
茨城の月待の滝みたいに滝を裏側からも見られるという、いわゆる裏見の滝だ。

市営キャンプ場があるためよく整備された遊歩道を降りて行く。
なかなか雰囲気あるね。
豪快な水音も聞こえてきて、楽しみ、楽しみ。

Banjyo_01


うん?
工事中?
しかもこんな大掛かりの足場が大自然の中にあるなんて~☆

Banjyo_02

なんでも、岩盤に崩落の危険性があるので、モルタルを注入して補強するらしい。
でも、それってもう『自然』じゃないよね。
沖ノ鳥島みたい。

本来なら、滝の表と裏の両方から想いをよせられることから別名『両想いの滝』とも言われるそうな。
なんでえ、また片想いじゃんか!!

でも、でっかい『カブトムシのトイレ』見たから、いっか。

Banjyo_03

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『老人に注意!』って

警戒標識とは、運転中の危険や注意をしなければならない所を教えるもの。
国交省が定めた物は全27種類だけど、各地で付け加えられたユニークなものもあるね。


踏切注意!
Chuui_fumikiri_2

キツネに注意!
Chuui_kitsune_2

シカに注意!
Chuui_shika_2

ウサギに注意!
Chuui_usagi_2

子供に注意!
Chuui_kodomo_2

とにかく注意!
Chuui_2

じゃあ、これは何?  (中伊豆町で)

Chuui_rojin_2

老人に注意…… _| ̄|〇

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月ケ瀬梅林の案山子たち

伊豆の下田街道を走っていたら、湯ヶ島の近くで『月ヶ瀬梅林』の看板が目に入った。
月ヶ瀬梅林……
聞いたことあるな。
せっかくだから、寄ってみよう。

Tsukigase_01
道路沿いにはこんな案山子の案内があって楽しませてくれる。
「梅林まであと1キロ」ね。

Tsukigase_02
「この先カーブ」か。
はいはい、気つけるよ。

Tsukigase_03
「ここから登り坂」かい。
頑張るからね。

Tsukigase_04
「ゆっくり走ってネ」
あんまりゆっくりだと止まっちゃうけど。

Tsukigase_05
「ようこそ梅林へ」
着いた~☆

一人3百円?

Tsukigase_06
お金取るなら、帰ろ。
梅の写真は、道端の木で我慢してね。

あとで知った。
有名な月ヶ瀬梅林って、奈良県なんだってさ。
ザンネン!!

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たかがパンダ、されどパンダ……か

チュニジアに端を発した中東・アフリカ地域の騒動はついにあのカダフィ大佐までも追い込んでいるらしい。
バーレーンではF1グランプリだって中止になっちゃった。
そうなると次に心配なのが中国だけど、胡錦濤政権は厳戒態勢で反体制集会を封じ込めている。

Ana_pandaそんな時、日本ではパンダの来日がトップニュースだ。
飛行機までパンダ色に塗っちゃって、平和だねえ。

でも考えたら、動物たちにとったって政情不安は大問題。
政権が崩壊したら、中国のパンダだってこの先どうなることかわからない。

もしかしたら比力仙女は、種の保存のために飼育員から大抜擢されたのかも。
事前に聞かれたんだろうな。

「なあ、パンダ。
お前たちはどの国に行きたい?」
「うーん……
ジャ、パンだ
 Ani_buta_panda

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ジャガーはやっはりここでしょ

ここは国道136号線。
いわゆる下田街道、あの踊り子もかつて通った道ね。
写真はその下田街道が来光川を渡る『蛇ケ橋』(じゃがばし)のたもとで撮ったもの。

Jaguar_mishima_01

看板ばかりだけど……
何を見て欲しいかというと、川の向こうにある外車ディーラーだ。
その名も『ジャガー三島』だって。
蛇ケ橋にジャガーの店って、出来過ぎでしょ。
これは絶対に狙ったな。
(マウスを置くと切り替わります)

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千枚田に吹き渡る風

房総半島のほぼ真ん中、鴨川の山間に階段のように連なる大小375枚の田んぼがある。
ひとはこれを『大山千枚田』と呼ぶ。
世に千枚田と称する所は多いが、ここは全国で唯一、雨水のみで耕作を行っている天水田なんだそうだ。
Senmaida_02

ここは東京から一番近い千枚田でもある。
皮肉にも平野の田んぼと違って耕地整理が遅れたことがこの美しい棚田を現代に残すことになった。
いま棚田を渡る風は、人が雄大な自然の中でともに共生する大切さを教えてくれる。
Senmaida_01

Obousan
 お坊さんが一人、田んぼの数を数えてた。

 『 何枚だ~☆

・新城市四谷千枚田はこちら
・姨捨の棚田はこちら
・櫛形の棚田はこちら

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巨大パラボラのある街

府中市にある3階建ての廃墟のようなアパート。
冬なのでわびしいが、夏ならみごとなに覆われているという。
でも残念ながらこの中の写真はない。
Fuchu_01

なぜなら、ここは『危険』で入れないから。
ヒントは建物の左に見える丸いアンテナ。
都会の真っ只中だけど、ここは米空軍基地だったのだ。
Fuchu_02

蔦に覆われたアパートは米軍人の宿舎だったもの。
パラボラのある周辺はすでに返還されて国(関東財務局)のものだが、鉄塔部はまだ米空軍が管理する『外国施設』なのである。
ちなみにパラボラは直径14mの対流圏散乱波通信アンテナ。
鉄塔は高さ107mのマイクロウェーブ塔という。
第374空輸航空団通信中隊が今も管理している。
(マウスを置くと別角度から)
Fuchu_04

この鉄条網を越える勇気があなたにはあるか。
僕は……
イノシシ除けの電線ならまたぐけど。

 航空写真だとこれ(上部にパラボラ、下部に鉄塔)
        ↓

福士川・芸術屋敷跡はこちら
大崩海岸・石部トンネル跡はこちら
伊豆・廃ループ橋跡はこちら
旧稲又川橋跡はこちら
トヨタの引込線跡はこちら
君津・廃橋跡はこちら
君津の変な橋はこちら
富津岬・軍事施設跡はこちら
鹿島の竜宮城跡はこちら
曾呂尋常小学校跡はこちら
茂原の掩体壕はこちら
州ノ崎の試射場跡はこちら
龍ヶ崎の赤い西洋館はこちら
伊豆・韮山のマリア観音像はこちら
天空に消えた夢のロープウェイはこちら
もう一つの忘れ去られたロープウェイはこちら
地下に眠る旧証券会社の大金庫はこちら
丹沢に墜落した戦闘機のエンジンはこちら
南房総の桜花カタパルト跡はこちら
追原廃村の跡はこちら
柏の燃料庫跡はこちら
大月の監聴音壕はこちら
サイパン帰りの戦車はこちら
焼夷弾と戦った墓石はこちら
野島公園の掩体壕はこちら
横須賀の砲台山はこちら
砲弾を抱えた狛犬の神社はこちら
かもめ団地の試射場はこちら
・剣崎の探照灯庫跡はこちら
・剣崎の砲台跡はこちら
・披露山の砲台跡はこちら
・三浦半島・諸磯崎洞窟陣地はこちら
・追浜の海軍格納庫はこちら
・二川のトーチカ跡はこちら
・渥美半島福江観測所跡はこちら
・渥美半島陸軍気象観測塔跡はこちら
・習志野の支那囲壁砲台はこちら

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あかんべーダルマ

 おお、雪でスノー

Yukidaruma

 明日はもっと雪がツモロー

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黒くしてみました、『セブン-イレブン』

堂ヶ島温泉は、母がまだ健在の時にささやかな親孝行をした思い出の地。
セブン-イレブンがあったので寄ってみた。

看板をモノトーンにしてみたんだけど、こんな感じどうお?
渋くていいっしょ。
7eleven_02

なんてね。

ほんとはこれが自然のままなのだ。
7eleven_01

なんでもここは『富士箱根伊豆国立公園』の指定地域で、条例だかで『標準の色が使えない』んだとか。
小さい看板はいつものカラーリングなのにね。
ちなみに、他にも層雲峡とか、猪苗代湖にも黒いセブン-イレブンはあるらしいよ。
ふむ。
この看板なら、香典袋は間違いなく並んでいそうだな。
ところで、『イソメ』って何?

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ビール大瓶250円のスナック

Kona_02
ここは伊豆の名湯、長岡温泉・古奈の湯の街。
鎌倉時代に開湯されたという由緒ある温泉で、伊豆三古湯の一つだ。
奥の電柱は興醒めだけど、趣のある石畳の道は下駄でそぞろ歩いたらさぞ気持ち良かろう。

Kona_01
右手に見える古めかしい石組みに茅葺きの門構えは、古奈別荘という。
京風数寄屋造りの離れ宿。もちろん源泉掛け流しの天然温泉だ。
1泊、普通3万円はするそうな。
でも今回見て欲しいのはこっちではなく、左の小酒落たスナックのほう。

Kona_03
メニューを見て。
コーヒーが100円。
安っ。
自動販売機の缶コーヒーだって120円だものな。

酒屋で340円するビールの大瓶だって250円。
いっぱい飲も。

でも……
このスナックは昼間だから閉まっているのではなく、潰れちゃったのね。
ビール飲み放題ならぬ、ビールの見放題。

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立ち入り禁止のベンツ工場?

千葉の県道を走っていたら、青空に輝く『スリー・ポインテッド・スター』を見つけた。
言うまでもなく、メルセデス・ベンツのシンボルだ。
へ~え、こんな所にサービス工場でもあるのか。

Factory_01
うん?
良く見ると微妙に違くね?
なんだ、ベンツじゃないじゃん。

Factory_03
工場の入口は完全封鎖。
どうやら会社が倒産したうえに、裁判闘争になっているらしい。
クワバラ、クワバラ。
関わらんとこ。

それに立ち入り禁止はわかるけど、の字 違うしぃ……

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ナセルはアラブの大統領

 成せば成る

   成さねば成らぬ、何事も

     ナセルはアラブの大統領

しようもないけれど、これは自分が子供の頃にみんなで言ってたギャグ。
でもこんなんで異国の大統領を一人覚えたんだから、それでもテストには役立った筈だ。

そのアラブ(現エジプト)のムバラク大統領がついに辞任に追い込まれちゃった。
でもナセルが大統領になったのは1958年のことで、それから53年も経つのに大統領ときたらサダト、そしてムバラクと、わずか3人だけ。
すごいね。
この間、アメリカだってアイゼンハワーからオバマさんまで11人も替わってる。

Y_sengokuえ 日本?
驚くなかれ、岸信介さんから数えて実に25人。(゚_゚)
ここ10年だけだって、7人も替わってる。
これじゃとても覚えられる訳がないよな。
あ 覚えるのが大事なんじゃなくて、いい政治をしてもらうのが肝心なこと。
1年やそこらじゃ、いい仕事できないですよねえ>仙石さん

あ ほんとの総理は菅さんだったか。
菅防長官 仙石時代

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太平洋を望む、風船爆弾の地

ここは太平洋の五浦海岸。
茨城もここまで来ると、もうすぐ先は福島県。
有名な勿来(なこそ)の関だ。

この辺りは気流の強い所で、太平洋戦争当時にはアメリカ本土に向けて風船爆弾を放流する「ふ」号作戦が行われた、まさにその所なんだね。
海の向こうはアメリカだ。
それでこの海岸線にこの『平和の碑』が建てられている。

Wasureji

1万キロメートルもかなたの敵国に「超長距離爆撃」を実行したのは世界にも例がないそうだ。
全部で9千個を流し、約3百個が到達。
犠牲者は6人に留まったものの、多くの山火事を起こす被害をもたらせたとか。

碑の下にはこんな銘文が記されていた。

 新しい誓い

  海のかなた 大空のかなたへ 消えて行った 青い気球よ
  あれは幻か 今はもう 呪いと殺意の 武器はいらない
  青い気球よ さようなら さようなら戦争

なお、このすぐ先にはのどかな平潟漁港。
しかしここにもかつて旧日本海軍の平潟基地があった。
いまも港の端には頑丈なネットで封鎖されて、ベニア板製特攻艇「震洋」の格納トンネル跡が残っている。

Wasureji2

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阿武隈川の土手で「キツネごっこ」

阿武隈川の土手で野生動物が掘った穴が次々見つかって、堤防が決壊する心配すら出ているそうだ。
なんでもこれはキツネが繁殖のために作った巣穴で、見つけ次第に国土交通省は穴を埋め戻しているというけれど、また新しい穴が見つかる有り様で「イタチごっこ」ならぬ「キツネごっこ」状態なんだって。

イタチごっこ」とは江戸時代の子供遊びで、いつまでもキリがないことからきた言葉だとか。
滅多に見たことすらないイタチだけど、こんな所で名前が出るなんてね。
きっとみんなで「イタッチ」しているんじゃないの。

Ani_kitsune2そりゃ、キツネだって生きていくために必死だものな。
しかたないから油揚Aburageで釣ってみる?

来るかな……   コン

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不思議スポット・折津の奇岩

千葉の名勝・養老渓谷の近く、まるで遺跡に迷い込んだような不思議スポットがある。
市原市折津の芋原川沿いにあり、林道ライダーの間では知られた通称「折津の奇岩」と呼ばれている所。
「林道ライダーの間では」というのも、たどり着く道が狭く荒れているので普通、車ではちょっと行きにくい場所にあるから。
しかしそんな時のためにクルマを小さくしたのだから、もちろん突破なのだ。

Orizu_01_2
これが全景。
ちょっとわかりにくいけれど、後方の大きな崖の手前に川が流れている。
その手前に低い岩が並んでいて、さらにその手前に休耕田があるという関係。

これは千葉にはよくある「川廻し」というもので、曲がった川の流れをトンネルを掘ることにより真っ直ぐにして、流れから残って得られた土地を田んぼに利用するという先人の知恵だ。

Orizu_02_2
一番右のこうした大きな穴が水を通すためのもの。
現在の流れはこの向こう側で、今はかなり低くなっている。

Orizu_03_2
侵食によって残ったらしい縦長のこの岩は『男岩』と呼ばれている。
ま、形がね。
これでも高さは6mくらいある。
別に信仰の対象になっているという訳ではない。
注連縄(しめなわ)でも巻いてみる?

Orizu_04_2
『男岩』があれば、当然『女岩』が必要な訳で、左の小さな穴がそれに比定されている。
やらしいね。
両者の位置関係はこんな感じ。

人はなんのために穴を掘ーる

実際に歩いた位置関係のよくわかる動画はこちら
                

ちなみに向こうの壁に残った模様(3枚目の写真)のようなものを、「エジプトの古代文字」とまで言う人もいる。
千葉の田舎に大神殿の跡だってか?
残念ながら僕はそれほど図々しくはない。

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ポストくん、整列!

お馴染みの赤い『丸ポスト』。
1個だけでもなつかしいのに、なんと大小4個も並んでいたので思わずクルマを停めてパチリ。

Post

同じ赤とはいえ、それぞれ色合いが微妙に違うんだね。
郵便法による正式名称は『郵便差出箱1号』というらしい。

でも郵便ポストって、最初は黒色だったの知ってる?
ところが『郵便箱』と書いてあるのを『垂便箱』(たれべんばこ)って読んでおしっこしちゃう人が続出したので赤に変えたんだって。
ほんとの話。

*あとから気が付いた。
 一番端に、白くてさらにちっちゃいポストもあるね。
 準備中かな。

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龍ヶ崎・赤いレンガの西洋館

龍ヶ崎市若柴町、蛇沼のほど近くにそれはある。
地元では噂の心霊スポットとされる「赤いレンガの西洋館」。
いまは打ち棄てられて荒れ放題。

Yohkan_01
でもほんとはとても由緒ある屋敷なのだ。
大正元年、板垣退助が創設した自由党の幹部・竹内網が拓いた竹内農場の一角に建てられた、当時としては珍しいレンガ造りの洋館。


Yohkan_02
朽ちた鉄板製の雨戸が風できしみ、不気味さを演出する。


Yohkan_03
2階建てだけれど、地下室(貯桑庫だったらしい)もある。
いきなり足を踏み入れると転落するよ。


Yohkan_05
竹内網には14人もの子供がいて、実はその5男があの吉田茂元首相。
ただ茂は生まれてすぐ親友の吉田健二の養子になったので吉田姓になったんだね。

そんな由緒ある建物。
権利関係もあるんだろうけれど、龍ヶ崎市あたりで保存してくれないかなあ。


Yohkan_04

周囲を歩いてみたよくわかる動画はこちら
                

【遺構リスト】
・福士川・芸術屋敷跡はこちら
・大崩海岸・石部トンネル跡はこちら
・伊豆・廃ループ橋跡はこちら
・旧稲又川橋跡はこちら
・トヨタの引込線跡はこちら
・君津・廃橋跡はこちら
・君津の変な橋はこちら
・富津岬・軍事施設跡はこちら
・曾呂尋常小学校跡はこちら
・鹿島の竜宮城跡はこちら
・茂原の掩体壕はこちら
・州ノ崎の試射場跡はこちら
・龍ヶ崎の赤い西洋館はこちら
・府中の米軍通信基地跡はこちら
・伊豆・韮山のマリア観音像はこちら
・天空に消えた夢のロープウェイはこちら
・もう一つの忘れ去られたロープウェイはこちら
・地下に眠る旧証券会社の大金庫はこちら
・丹沢に墜落した戦闘機のエンジンはこちら
・南房総の桜花カタパルト跡はこちら
・追原廃村の跡はこちら
・佐倉・青菅分校の跡はこちら
・設楽・宇連分校の跡はこちら
・新潟・持倉鉱山の跡はこちら

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那珂湊駅のアートな駅標

ひたちなか海浜鉄道は茨城県を走るローカル線だけど、その駅標に特徴があるというのを聞いた。
地図を調べると、前掲の反射炉のすぐ近くに駅があったので寄ってみた。

もちろんクルマだから、電車には乗らない。
JRなら入場券を買うところなんだろうけれど、そこは田舎だもの、親切な駅員さんに言葉を掛ければオッケーさ。

 那珂湊駅
Nakaminato

あった、あった。
ホラ、那珂湊の「那」には線路の絵。
「珂」には電車があって、
「湊」の中には車輪が隠れてる。
楽しいね。
ちなみに隣駅の「中根」や「殿山」の文字にも意味があるようだ。
誰か、知ってたら教えて。

なお、「ひたちなか市」というのは常陸の国の中心と言う意味じゃないよ。
「中」の「なか」じゃなく、那珂の「なか」なんだもの。
(漢字にしとけばこんな説明要らないんだけどね)

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那珂湊に残る水戸藩の反射炉

茨城・那珂湊に残る反射炉の跡を訪ねた。
反射炉とは金属融解炉の一種で、江戸末期、日本では多く鉄の精錬に使われた。
伊豆にもあるけどあっちは有料だったので見てない (~_~;;
茶摘みはしたけどね。

Hansharo_00
今は「あづまが丘公園」になっている、由緒ありげな山門を潜っていく。
こんな日本的な所に近代文明の史跡があるなんてね。
(門は水戸藩の江戸・小石川邸から移設したものとか。
西郷隆盛や藤田東湖らもこれを潜ったと思うと感慨深い)

Hansharo_01
見えた。
ちょっと見、西洋の教会のようなのがそれ。
1857年(安政4年)、烈公こと水戸藩主・徳川斉昭が国防のため建造させたという。
(伊豆・韮山のは幕府が建てた)

Hansharo_02
2基建ち並ぶのが溶解炉の煙突。
シンメトリーは美しい。
手前に見えるのはここで作った鉄で製作された大砲。カノン砲かな。
ちなみに幕府にも献上されていて、お台場に据え付けられたのもここで製造したそうだ。

Hansharo_03
山腹には陶芸の登り窯のようなものがあった。
反射炉の建設には高熱に耐えるレンガの製造が必要で、これはそのための窯なんだって。
全部で4万個も製造したそうだ。

レンガ、欲しい?
レンガはやれんがならい~わ

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アートな高架橋の美

Koukakyo2
クルマで走っていると、思わぬ所で美しい建造物に遭遇することがある。
これは千葉・大網白里近くの高架橋。
橋の上には外房線の電車が走る。

Koukakyo
真下から見ると、みごとなシンメトリー。
みごとでしょ。
コンクリートによって作られた造形美だね。

え、この魅力が分からない?
チッ
芸術が理解できるまで、アート少しだね。

【橋】
その名も粋なり『恋路橋』はこちら
伊豆・廃ループ橋跡はこちら
旧稲又川橋跡はこちら
君津・廃橋跡はこちら
君津の変な橋はこちら
中央線遺構・立場川橋はこちら
小海線大曲と駒頭石はこちら
ねずみの歩道橋はこちら

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橋の上で踊る獅子舞

京の五條の橋の上~♪
Mishima_ohashi
じゃないけれど、千葉の国道を走っていたら、橋の欄干で獅子舞が踊っていた。
橋の名は君津市の『三島大橋』。

とても良くできているので、思わずクルマを止め、パチリ。
地元・君津の鹿野山の祭礼では、はしご獅子舞というのが有名なんだそうだ。

はい、獅子舞の話はこれでおしまい

【橋】
その名も粋なり『恋路橋』はこちら
伊豆・廃ループ橋跡はこちら
旧稲又川橋跡はこちら
君津・廃橋跡はこちら
君津の変な橋はこちら
中央線遺構・立場川橋はこちら
小海線大曲と駒頭石はこちら
ねずみの歩道橋はこちら

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