不思議スポット・折津の奇岩
千葉の名勝・養老渓谷の近く、まるで遺跡に迷い込んだような不思議スポットがある。
市原市折津の芋原川沿いにあり、林道ライダーの間では知られた通称「折津の奇岩」と呼ばれている所。
「林道ライダーの間では」というのも、たどり着く道が狭く荒れているので普通、車ではちょっと行きにくい場所にあるから。
しかしそんな時のためにクルマを小さくしたのだから、もちろん突破なのだ。
これが全景。
ちょっとわかりにくいけれど、後方の大きな崖の手前に川が流れている。
その手前に低い岩が並んでいて、さらにその手前に休耕田があるという関係。
これは千葉にはよくある「川廻し」というもので、曲がった川の流れをトンネルを掘ることにより真っ直ぐにして、流れから残って得られた土地を田んぼに利用するという先人の知恵だ。
一番右のこうした大きな穴が水を通すためのもの。
現在の流れはこの向こう側で、今はかなり低くなっている。
侵食によって残ったらしい縦長のこの岩は『男岩』と呼ばれている。
ま、形がね。
これでも高さは6mくらいある。
別に信仰の対象になっているという訳ではない。
注連縄(しめなわ)でも巻いてみる?
『男岩』があれば、当然『女岩』が必要な訳で、左の小さな穴がそれに比定されている。
やらしいね。
両者の位置関係はこんな感じ。
人はなんのために穴を掘ーる?
実際に歩いた位置関係のよくわかる動画はこちら
↓
ちなみに向こうの壁に残った模様(3枚目の写真)のようなものを、「エジプトの古代文字」とまで言う人もいる。
千葉の田舎に大神殿の跡だってか?
残念ながら僕はそれほど図々しくはない。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 稲又川橋が消えた(2021.12.12)
- 「波の伊八」の飯縄寺(2021.06.08)
- 巨大鳥、千葉に飛来(2021.06.04)
- 南極で地震(2021.02.05)
- 移住したい国(2021.01.25)
コメント