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「原子炉への放水など訓練したことない」(自衛隊)

Shobosha_2東電の福島原発の事故は、引き続き危険で困難な消火作業が続いているようだけど、今朝の段階では東京消防庁の緊急消防援助隊が行った送水が大きな効果を上げたようだね。
設置や給油には人の手が必須とはいえ、自慢の屈折放水塔車はその後無人で13時間も稼働させ続ることができたそうだ。

それでも隊長は、「隊員の士気が高いので……」と切り出したあと絶句。
家族には本当に申し訳ない。
この場でお詫びとお礼を申しあげたい
」と、隊員に危険な作業を強いたことで目に涙を浮かべていた。
われわれはもう感謝するばかりだ。

その一方で日本の自衛隊って?
自衛隊はこれまで、中央特殊武器防護隊なんていう専門部隊が放水作業に当たったけれど、隊員曰く
原子炉への給水活動なんて、これまで訓練したこともない」だって。
それじゃあもしも言われているように、北朝鮮のミサイルが原発を攻撃でもしたら、元々日本はなす術もなかったということ?
そんなこと言われてもなあ。
憂うべし、原発先進国・日本。

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コメント

はじめまして。いつも楽しくこっそり読ませて頂いています。

私の友人にも自衛隊員が居ます。
今回の記事に書かれている『原子炉への放水訓練』ですが、原子炉心に注水する為の限定的な訓練はさすがに無いと思います。

また北朝鮮が攻撃してきたら?とありますが平時と戦時では状況もかなり異なるでしょう。

今回の様な想定外な事象がいくつも重なってしまい、政府や電力会社の対応を見てもお分かりの様に、専門部隊と言えども正に手探りの必死の対応だったのではないでしょうか。

要請のもと現場にて作業に従事された方々は賞賛されたとしても、批判される様な事は何ひとつ無いと思います。

今回の記事を読ませて頂いて、驚いたと共に少し悲しくなってしまったのでコメントさせて頂きました。

投稿: ロック | 2011.03.20 14:11

ロックさん
はじめまして。
またコメントありがとうございます。

自衛隊そのものや、個々の隊員のかたに対しては感謝こそすれ、非難などする気は毛頭ありません。
(僕自身、浜松や所沢、相馬原の自衛隊に見学に行ったくらいファンでもあります)

ただ、日本の防衛政策の面からいえば、原子力に自衛隊が無防備なのだとしたら、明らかに手落ちなのではありませんか?
消防庁の消火車が無人で放水できるのに、自衛隊のそれは有人でしかできない、というのも理解しがたい。
逆ならわかるけど。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.03.20 15:28

確かにおっしゃる通りかも知れませんね。

熟読させて頂いて分かったのですが、私も少し思い違いをしていました。
感情的になり大変失礼なコメントをしてしまった事を、心よりお詫び申し上げます。

自衛隊の方々も今回の件が良い教訓になり、今後の課題も見えてきたと思います。
この経験を糧に、より質の高い災害即応能力と国防に努めて頂きたいですね。

投稿: ロック | 2011.03.21 16:31

ロックさん
ご丁寧にありがとうございます。

自衛隊員の高い士気は、国民の誇りであります。
これからも熱い信頼を維持して欲しいですね。

(昔、学生の時、自衛隊富士学校で合宿したことを思い出しました)

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.03.21 17:49

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