« 四百年前のノミの音(1)【伊豆海岸放置の場合】 | トップページ | 四百年前のノミの音(3)【室岩洞石丁場の場合】 »

四百年前のノミの音(2)【修善寺石丁場の場合】

伊豆・築城石の石丁場(石切場)には、大規模な岩盤から直接切り出した所と、石の多い山から切り降ろした所とがある。
ここは修善寺温泉外れにある紙谷という部落で、ここには大規模な石丁場の跡が見られる。

Izuishi_11
この写真でそれと気が付きますか?
電柱の左奥、正面の樹々の間がそれ。
普通の民家の奥、家の間を入っていくとたどり着く。
ただし繋がれたワン公に怪訝な顔をされながら。
伊豆市のサイトに掲載された記事で知ったものだけど、事前に教員委員会に場所を教えてもらってなかったら、おそらく自分では見つけられなかったことだろう。


Izuishi_12
背後は高い山なので、地下水なのだろうか雨でもないのに終始滝のように大量の水が落ちていて難儀する。
そのため奥には入れなかったけれど、実際にはかなり奥行きがある。
なおここは岩盤を横に掘っていく『垣根掘り』という掘り方なんだそうだ。

いかん。侵入者の挙動に不審を感じた犬が吠え始めた。Dog_s


Izuishi_13
見よ、このスケールを。
江戸時代から昭和初期まで掘っていたようなので、最後は機械での作業だったのだろう、切り跡がダイナミックだ。
ほんとはもっと探検したかったのだけれど、なんせこのワン公、仕事熱心なもので……
(~_~;;Dog_s2

(さらに続く)

(1)【伊豆海岸放置の場合】はこちら
(3)【室岩洞石丁場の場合】はこちら

|

« 四百年前のノミの音(1)【伊豆海岸放置の場合】 | トップページ | 四百年前のノミの音(3)【室岩洞石丁場の場合】 »

」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

鉱山」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
私は栃木県宇都宮市のNPO法人「大谷石研究会」という会に所属するものです。
現在、大谷石の採掘に影響を与えた伊豆石の石切職人の
仕事を調べています。
来月半ばに会員の研修旅行で伊豆長岡方面に行くのですが、
こちらのブログに出ていた「修善寺の紙谷採石場跡地」を見学したいと思いましたが、場所が良くわかりません。
詳しい場所を教えていただく訳には行きませんでしょうか。
メールアドレスを記しましたので、こちらにお返事いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

投稿: 佐藤公紀 | 2018.05.31 20:40

佐藤さん

はじめまして。
『たなぼた』をご覧いただき、ありがとうございます。
また今回はお問い合わせをありがとうございました。

場所の詳細については記載のメルアド宛て、お送りしました。
ご健闘を祈ります。

なお老婆心(老爺心?)ながら付け加えさせていただくなら
その後に探索した伊豆下田の『大賀茂石丁場跡』がより感動的でありました。
機会がありましたらご訪問ください。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2018.06.01 07:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12265/51513099

この記事へのトラックバック一覧です: 四百年前のノミの音(2)【修善寺石丁場の場合】:

« 四百年前のノミの音(1)【伊豆海岸放置の場合】 | トップページ | 四百年前のノミの音(3)【室岩洞石丁場の場合】 »