« 富士山にUFO | トップページ | 新聞一面に「廃道」とは »

首を長~くして待ってます

長野県下諏訪町、諏訪湖の近くに「万治の石仏」はある。
下諏訪町の指定文化財だ。


Sekibutsu_01
折りしも雨の後で、砥川は水音高くかなりの水量を下流へと押しやっていた。
正確には、諏訪大社春宮の脇を流れる砥川沿いの空き地の中。
神社の隣だが、境内ではない。


Sekibutsu_04
なんのために、こんな外れた所にあるかは不明。
噂では、諏訪・高島藩主が諏訪大社に奉納するため、石工がこの地にあった巨石にノミを入れたところ、そこから血が流れ出たんだとか。
ミステリアスな話だが、定かではない。

石仏には「万治三年」の刻銘があることから、万治の石仏と呼ばれている。
万治三年は江戸時代初期、今から約330年も前のことだ。


Sekibutsu_02
高さ2.7m、長さ4mの自然石(輝石安山岩)で出来ている。

素朴な造りで、親しみ深いとはいえ平凡な石仏だが、珍しいのは全部が一つの岩ではなく、別の石で彫られた高さ63cmの仏頭が載せられていること。
それを気に入ったらしく画家の岡本太郎さんや作家の新田次郎さんらが絶賛、実際に石碑も建てられている。


Sekibutsu_03
ところでこの石仏が、以前テレビで取り上げられたことがあるのを知っているだろうか。
というのも、「自然に石仏の首が伸びる」というもの。
実際、当時の写真を重ね合わせると、約4cmほども首が浮き上がっていたのがわかる。
(マウスを置くと画像が切り替わります)

最初に気づいた人は驚いただろうね。
な~んでか? 答えは下に。

       

.
.
.

  【答】

首が伸びた原因は……

首が差し込んである穴の部分に水が溜まり、冬それが凍って支柱が斜めになった。
翌年もさらにこれを繰り返したことにより、数年でトータル4cmも首が伸びてしまったんだとか。
な~んだ。

今は修復したのでもう伸びることはないということだが、それでも石仏さんは

首を 長~くして参拝を待ってます

と言っていた。

たぶん。

きっと。

おそらく。

|

« 富士山にUFO | トップページ | 新聞一面に「廃道」とは »

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

おはようございます

なんだか、表情がイースター島のモアイ像に似ていますね。今まで私が見てきた石仏とはだいぶ趣が違うような・・・(*^^)v

投稿: poohpapa | 2011.06.20 06:57

poohpapa さん

そうなんです。
確かにモアイ像みたい。
とりわけ、鼻が普通の仏さまとはかなり違うような……

そんなんで岡本太郎さんが気に入ったのかも。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.06.20 07:12

なかなかいい男だ。
ほのぼのしてるし\∥^O^∥/

投稿: Cos | 2011.06.21 22:54

ありゃ
Cosさんはこういうタイプがお好みで。
それなら日本よりも、南米かミクロネシアあたりのほうが良さそうですよ。

日本のオトコに、飽きたところよ~♪

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.06.22 05:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12265/51992549

この記事へのトラックバック一覧です: 首を長~くして待ってます:

« 富士山にUFO | トップページ | 新聞一面に「廃道」とは »