« 小海線大曲と忘れ去られた駒頭石(後編) | トップページ | 中央線遺構・須玉九差路交差点 »

中央線遺構・日野春駅給水塔

中央線を東京方面に北杜市までやって来た。
ここら辺りまで降りて来ると、やっと平野。
言い換えれば、逆方向の下り線はここからひたすら登りになるということだ。

それを象徴するのが日野春駅構内に残された、この給水塔。
Hinoharu_01b
これは蒸気機関車に水を補給するため、かつて活躍した施設だった。

Ani_sl蒸気機関車現役時代に甲府で満タンに給水した筈の機関車だが、南アルプスを登り切るためには直前に再び水を満杯に補給する必要があったんだという。
その給水塔がこの地になった理由は、武田信玄がかつてここに用水を拓いたためそれを利用することでいつでも豊富な水が手に入れられたからだったそうだ。


Hinoharu_03b
巨大な給水塔は下半分がレンガ、上半分がコンクリートで出来ている。
もう仕事がなくなってしまった明治の給水塔だけど、今もこうして毎日中央線の往来を見守り続けているんだね。

それにしても釜無川堰堤といい、三分一湧水といい。
武田信玄の治水や、恐るべし。

【鉄道遺構リスト】
・東海道線・石部トンネル跡はこちら
・秘境尾盛駅探訪はこちら
・トヨタの引込線跡はこちら
・中央線遺構・立場川橋はこちら
・中央線遺構・放置車両はこちら
・小海線大曲と駒頭石はこちら
・中央線遺構・須玉九差路交差点はこちら
・善光寺白馬電鉄跡はこちら
・東京山手急行の遺構はこちら
・晴海線旧橋梁はこちら
・中央線遺構・旧深沢トンネルはこちら
・中央線遺構・旧横吹第2トンネル西口はこちら
・中央線遺構・旧横吹第2トンネル東口はこちら
・中央線遺構・旧笹子トンネルはこちら
・中央線遺構・旧天神山トンネルはこちら
・遠州鉄道奥山線・橋台はこちら
・旧武豊港駅・転車台はこちら
・夢破れた知多半島の未成駅はこちら
・軽便鉄道「オットのみち」はこちら
・小海線「川俣川鉄橋」はこちら
・谷峨駅の構内踏切はこちら
・未成の国鉄佐久間線はこちら

|

« 小海線大曲と忘れ去られた駒頭石(後編) | トップページ | 中央線遺構・須玉九差路交差点 »

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

遺構」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
日野春にもお越しになっていたんですか。お茶でも飲みに寄って頂ければ良かったのに...

次回、近所にでもお越しになる時が有れば、茶でも飲みに寄って下さい。

投稿: chiponeko | 2011.06.15 15:52

chiponeko さん
ありがとうございます。

それではまたトマト神社お参りの時にでも…… (^.^)v

日野春の次は、もっと近い須玉にも行きました。
明日、掲載します。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.06.15 16:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12265/51948715

この記事へのトラックバック一覧です: 中央線遺構・日野春駅給水塔:

« 小海線大曲と忘れ去られた駒頭石(後編) | トップページ | 中央線遺構・須玉九差路交差点 »