ゆずの香りの能舞台(身曾岐神社)
駒頭石探索の折り、小淵沢にある身曾岐(みそぎ)神社という所を訪ねた。
中央線の遺構とは関係ないが、なに、ゆずの香りに惹かれてやって来たのだ。
八ヶ岳の南麓、約12万平米に及ぶ広大な敷地。
深い緑の中の広い境内に、壮大な神殿などが優雅に配置されている。
ずいぶん由緒ある感じだけれど、実は1985年(昭和60年)の建立というから、神社としてはさほど歴史は古いものではない。
しかし世に神社は数あれど、これだけの立派な能舞台を持っている所はそうはあるまい。
立ち見席を除いても1500人収容というスケールだ。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
清らかな御神水に優雅な姿を映す能舞台は、その正式名を「瑞祥宮」という。
右側の水面にせり出したのは「貴人席」だ。
貴人(きにん)とは、僕のような高貴な人のことね。
木造檜皮葺の入母屋造り、使用した材木はすべて本物の木曽ヒノキというぜいたくさ。
で、なぜ下が池か。
池の水は、そのものが音響を効果的に増幅するという作用を持っているんだそうだ。
この舞台では地元伝統の「八ヶ岳薪能」や、東儀秀樹氏の「雅楽演奏」などが盛大に演じられるのだけれど、他方、夏には毎年ゆずの二人によるライブが恒例になっていて、毎回多くの若者で賑わうんだとか。
でも、なぜゆず?
実はこの神社、ゆずの北川悠仁さんが登記上の名義人だから。
(自分で自分に奉納って……)
なんでも前身である井上神社(上野が本社)が破産して神社が競売に出されたところを、北川悠仁さんが母親のため静岡県内の銀行から約5億円を借入、敷地と建物を買い取ったんだそうだ。
すごいな。
だから実際にここは、北川悠仁さんのお母さんが教主の宗教法人『かむながらのみち』という所が運営している。
しかし5億円もゆーずーするなんて、ゆずはずいぶんと親孝行なんだね。
ウチの息子はまだかなあ。
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