白紙の小切手は要~らない
アメリカのオバマ大統領と下院議長が、政府借り入れの上限枠を巡って激しいさや当てを繰り広げているね。
共和党が提案した案を大統領が拒否したことを受け、上院議長が「大統領は白紙小切手を欲しがっている」ってニュースで報じていたけれど、白紙の小切手なんか誰も要らないよね。
だいたいベイナー下院議長はそんなこと言ってない。
「The sad truth is that the president wanted a blank check ……」
これ、「ほんとに悲しいことは大統領がブランク・チェックを欲していること」というような意味でしょ。
問題はその「blank check」が、日本では普通「白紙小切手」と訳されていることだ。
「check」は小切手だけど、「blank」は白紙というより「空欄の」ということだろう。
小切手だってお札だって、それが白紙だったらただの白い紙切れさ。
みんなが欲しいのは金額欄だけが空白の小切手なのだ。
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