上野原の杉林にたたずむ『亀石』
甲州街道は山の中。
上野原あたり、現在の国道20号線は桂川沿いを走っているが、昔の甲州街道はうっそうとした杉林の中を抜けていた。
そんな浅川峠直下の棚頭という所から、さらに杉林の間を降りて行くと『亀石』はある。
ちょうど笹子峠の矢立の杉みたいなシチュエーション。
もともと亀石は大小三つあり、それこそ親亀、子亀、孫亀だったということだが、あるとき大水に見舞われて小さい二つは流れてしまったそうだ。
地元の人々が協力し、なんとか300mほど下流から真ん中の石はを引き上げることができたものの、残念ながら一番小さな石は見つからなかったとか。
右の鉢巻きをしたような大きいのが親亀で、左の茶色い小さめなのが子亀だね。
亀石たる所以は、正面に廻ってみるとよくわかる。
右の子亀は流されたせいで、首がなくなっちゃった?
いやそうじゃない、いかにも亀が首を引っ込めているように見えるじゃない。
可愛いね。
でも甲羅に触っちゃダメ。
叱られるよ、「コーラー!」って。
ごめんなさいカメさま。m(_._)m
もうしません。
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