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頼朝の『試し切り石』

道志みちの鳥屋の沢という所に頼朝伝説の一つ『試し切り石』という巨石がある。
(この辺りには源頼朝が鷹狩りに訪れたということで、他にもいろいろ伝説が残されている)


Tameshigiri_01
これが試し切り石。
かなり落ち葉に埋もれているが、実際にはかなり大きい。


Tameshigiri_02
道志川の上流「長又地区」で武道鍛錬にいそしんだ頼朝が、所持していた名刀を研ぎすまし近くにあった石に切り付けたところみごと真っ二つに切り裂かれたと伝えられている。

科学的に言えば……
これは石英閃緑岩というもので、方状節理があるのできれいな割れ方をするんだそうだ。
とはいえ、それでもほんとうに割るには固いイシが必要。


Kabutoiwa
こちらはほど近く、頼朝が兜を脱いで休んだとされる『兜岩』
石の形が兜に似ている?


現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

ちなみに鉱物を割るには、ハンマーでこうぶつ

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コメント

おはようございます

ここまで見事に真っ二つに割れてると、そりゃあ「試し切り」伝説も生れるものでしょうね。苔の感じもいいですね。

物理的にどうの科学的にどうの、などと詮索するのは野暮というもので、ここは遠い昔に思いを馳せてロマンを感じていたいものです。

投稿: poohpapa | 2011.10.02 11:08

ん?割るには固いイシが必要?科学的な話どころか念力とか超能力の世界?固い意志が必要となると、割れると信じて強く念じれば割れるノダ!。という話なんだな。きっとコレハ

投稿: | 2011.10.02 11:36

poohpapa さん

そうそう
男にはロマンが必要ですよね。
「たなぼた」は、そういう気持ちで読んで欲しいです。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.10.02 11:46

惑さん

>割れると信じて強く念じれば割れるノダ

そうなんです。
3年座って、やっと悟りました。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.10.02 11:48

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