田毎の月・「姨捨の棚田」
古来、田毎の月として知られ、浮世絵にも描かれた月の名所「姨捨(おばすて)の棚田」に寄った。
と言っても、最初から目的にしていた訳ではなく途中で立ち寄っただけなので画角が悪いのはご容赦。
時間があればもっと良い撮影ポイントを見つけられた筈なんだけどね。
姨捨の棚田は、千曲川を見下ろす斜面に広がっている。
標高は500m前後。
江戸時代中頃から明治時代初期にかけて開田され、全部で1500枚以上もあるというから、ここは「棚田」とはいうけれどよく言う「千枚田」とは称さない。
コスモスと刈り取られた棚田はミスマッチ?
でも、共に秋らしい風物でしょ。
他の千枚田と違って、ここは全体に傾斜が緩やかだ。
はるか眼下に広がるのは善光寺平。
そして、周囲の山々とでかたちづくる景観が評価され、平成11年棚田としては全国で初めて国の名勝に指定されたんだそうだ。
秋だねえ。
田を吹く風が秋の色。
「秋田は秋田の風が吹く」
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コメント
う~ん、風景としては情緒もあるし、小さな変形の田んぼは日本の原風景的なところもあるけれど、TTPに参加しても対抗できる農業は大きなトラクターやコンバインでガーッと作業が出来る農地じゃないとねぇ。こういう田んぼは歴史遺産扱いか自家用になるんでしょうかねえ。残っては欲しいものの・・
と思って調べたら1枚ずつバラ売りでレンタルしているそうです。水田体験用。一家で1枚。いかがですか?
投稿: 惑 | 2011.10.23 10:34
惑さん
「一家に1枚」あれば、自家用米に良さそうですね。
でも、ウチからトラクターに乗っていったら遠そうだなあ。
途中で何回給油すればいいんだろう。
え 高速走っちゃ駄目?
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.10.23 11:38