大戸の洗い越し
--東総元駅で運試しから続く--
前の記事では、この地図の東総元駅から右斜め下の夷隅川方向を撮影した。
川に囲まれた中央部分には結構な広さの畑があるのがわかるだろう。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
しかし三方を川に、残る一方も山林に囲まれているため、畑に行くには左下の総元小学校の方から伸びたたった一本の道で川を越えていくしかない。
ではこれからそこに行ってみよう。
手前に「一般車両通行禁止」と書かれた高札が立てられている。
なんでも、林道走り屋のライダーたちに知られて「洗車場」にされてしまい、農家に迷惑を掛けるので、地元の人以外は通れなくなってしまったんだとか。
うーん、残念。
歩いて行く。
道は急に下り、切り通しを抜ける。
すると夷隅川に出た。
道はある。
でも、橋はない。
そう、ここはいわゆる沈下橋の一つなのだ。
その名も『大戸の洗い越し』という。
しかし同じ沈下橋でも、前に行った京都の恋路橋とは決定的に違う部分がある。
なぜなら、ここは普段から道が川の水の下にあるからだ。
こうして撮影するとレンズのせいで幅があるように感じられるが、しかし実際には軽トラックがやっという道幅。
落ちてもさほど深くはないにせよ、毎日畑とを往復するにはかなりスリルがあることだろう。
い~な。渡りたい。
なお川の向こう側は再び急な登りとなって畑へと続いている。
(と思う……)
なぜなら行けなかったのでわからない。
唯一陸続きの右手山の方から迂回して行こうと試みたものの道はなく、猛烈なヤブに阻まれて畑までたどり着くことは叶わなかった。
残念。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
↓
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