『日本一短いトンネル』制覇!
ここは千葉県南房総市。
北から南方向を見ているので、右手の海が東京湾の浦賀水道になる。
湘南の烏帽子岩みたいな岩が象徴的だね。
見えているのは富浦海岸の法華崎という岬だ。
実はここに、ある日本一のものが映っている。
今度は逆に南側から、より近寄って撮影したもの。
上の写真では自動車も通れた道路だが、この部分はいまクルマ止めにより歩行者専用の遊歩道になっている。
その鉄骨が見える部分、実はここが日本一短いトンネルとされているところなのだ。
これがちょうどトンネル部分の真下から海に向かって撮影したところ。
鉄骨は別に岩を支えているのではなく、クルマの接触から岩を保護するのと同時に落石防止のネットを張るためのものだ。
なに、こんなんじゃトンネルとは言えないだろうって?
じゃあ、この地図を見てもらおう。
これはこの岬部分の地図を切り抜いたもの。
(一番上の写真と同じ方向。構成上、南北を逆にしています)
地図にはちゃんとトンネルマークが描かれているのがわかる。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
つまり、侮るなかれ。
小なりといえど、これでも公式にトンネルと認められているということなのだ、
ちなみに上部から見るとこんな感じ。
トンネルの全長は1メートルもないかも。
こんなトンネルなら、照明がなくても怖くないぞ。
崩壊後の再訪記事はこちら。
・出口の見えないトンネルはこちら。
・通れないトンネルはこちら。
・水のトンネルはこちら。
・大人だって怖いトンネルはこちら。
・旧笹子トンネルはこちら。
・大崩海岸・石部トンネル跡はこちら。
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コメント
おはようございます
う~ん、トンネルの定義というものが解かりませんが、見たところ「自然に出来た空間」のようで、「人工的に開通させた通り道」ではないので、これをトンネルと呼ぶのは違和感ありますねえ(*^^)v
地図から受ける印象では「長さが数十メートルはありそう」ですしね。
上手く表現できませんが「たまたま岩がこうなってた下に道路を作った」ということかと・・・。なので、トンネルではなく奇岩では、と思いますね。
それと、もしもあの岩がドンと落ちてきたら、あの鉄骨とネットでは防ぎきれませんね。カケラの落下からは護れそうですが、腐食も進んでいそうです。潮風をマトモに浴びるからもたないでしょうね。
あ、もちろん、たなぼたさんの記事にケチをつけるのではありませんよ。これをトンネルと地図に表記した国土地理院(?)に文句を言ってるのです。つまり、比内地鶏に文句を言ってるのでなく製造元に文句を言ってるワケで・・・(違うか;自爆)
投稿: poohpapa | 2011.11.24 07:10
げ
poohpapa さんがこんな記事にシリアスにコメントされるとは思いませんでした。
すみません。
僕だって、こんなのがトンネルだなんて、首を傾げてしまう訳で。
ちなみに1970年のOECDトンネル会議によれば、
「計画された位置に所定の断面寸法をもって設けられた地下構造物で、その施工法は問わないものの、仕上がり断面積が2m2以上のものとする」
と定義されたそうであります。
つまり……
こんなもん、トンネルじゃないじゃんか。
責任者、出て来~い☆
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.11.24 07:26