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横浜・野島公園の掩体壕

ここは横浜市金沢区。
小高い丘が特徴の、野島公園というところ。
なんでも明治時代には伊藤博文の別荘だったらしい。

Nojima_01
影でわかるようにまだ早朝なのに、合宿と思われる女子高生たちがマラソン中だった。
(最後尾の先生が怒鳴るまで、ほとんどがチンタラ歩いてたけど)
とはいえ、わざわざ彼女らを撮影に来た訳ではない。
この公園には歴史的遺構があるというからだ。

Nojima_02
公園は海に囲まれていて、向こうに見える大きなジェットコースターは八景島シーパラダイスのもの。
もちろん、まだ営業時間前で若者たちの嬌声は聞こえてこない。

Nojima_03
目的は、丘の中腹に顔を覗かせているこれ。
そう、ここには海辺の丘という地形を利用した、太平洋戦争中の掩体壕が残されているのだ。
ただ現場にはそれを示す案内板もなく、女子高生たちはこんなものには目もくれずに通り過ぎていった。

掩体壕?
しかしこの近くには飛行場もないし、そもそも出した飛行機が移動するための設備もない。
な~んでか。
ここに格納されていた飛行機は通称『二式大艇』、二式大型飛行艇と呼ばれるものだったから。
水面で離発着が出来る飛行機なので、滑走路は必要なかったんだね。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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コメント

こんばんは。
太平洋戦争の記憶がいっぱい有るんですね。戦争を直接知らない世代ですが、親から大陸での様子、引き揚げの様子など聞き及んでいます。

それにしても、日本の政治家の何と外交センスの無さ、呆れるばかりです。

投稿: chiponeko | 2011.12.27 20:54

chiponeko さん
おはようございます。

そうなんです。
首都決戦に備えたものなんでしょう、三浦半島と房総半島には実にたくさんの戦争遺跡が残されているんですね。
でも調べれば調べるほど、勝ち目はなかったな、と痛感させられます。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2011.12.28 05:27

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