諦めちゃったのか >野田総理
野田総理の年頭記者会見で使われた「ネバーギブアップ」という言葉が話題を呼んだね。
でもビデオをみると、「ネバー、ネバー、ネバー、ネバー」と4回もネバーを繰り返した後に「ギブアップ」と付け加えている。
もちろん「ネバー」は「決して~ない」という打ち消しの言葉。
これに諦めるという意味の「ギブアップ」が付いているのだから、「ネバーギブアップ」というのは社会保障と税の一体改革への「決して諦めない」という政治姿勢を強調したかったんだろう。
でもネバーが1回なら否定だけど、2回繰り返したら否定の否定で肯定になる。
だから3回に留めておけば良かったものを4回もネバーを繰り返しちゃったから、意味がひっくり返って結局また「諦める」ことになっちゃったじゃん。
さらに報道ではこれを「イギリスのチャーチル首相のスピーチから引用」としているけれど、これまた大嘘つきだ。
チャーチル首相が出身校のハロー校で演説した内容を確かめると、彼は
Never give in, never give in, never, never, never-in nothing.
と言っていることがわかった。
「Never give in」は「決して屈服するな」だから、大意は合っているにせよね。
つまり……
野田総理は決してチャーチルの言葉を引用した訳じゃない。
自分のオリジナルの演説だったんだ。
ただ、間違えた。 (>_<)
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