藤野は芸術の町1(緑のラブレター)
中央自動車道を西へ。
藤野サービスエリアを過ぎた辺りで南の方向をみるとこんな景色。
手前に茶色く濁っているのは豪雨の後の相模湖。
山の上に何やら白い四角いものが……
(これは甲州街道から撮影)
アップにしてみると、それはなんと手紙であることがわかる。
しかも赤いハートマークのシールが貼られたラブレター。
加えて、それを愛しむように両手が添えられているのがなんとも印象的。
調べるとこれは、町が町興しのため地元の芸術家に依頼して制作したものだそうな。
藤野は芸術の町だからね。
でも、なんでこんな山の中にラブレター?
下から見るんじゃじれったい。
その実物を間近で見てみよう。
地図とGPSで場所を確かめ、登っていく。
300mほどの山だが、結構傾斜はきつい。
尾根の上まで上がってきた。
一番上の写真の景色を逆の方向から見ているので向こうの山に中央道が走っている筈。
足元に何かあるぞ。
確かに白く大きな封筒や、赤いハートマークのシールが見えるが、寄ってみると超・デカイ。
縦17m、横が25mいうから小学校のプールほどはある巨大さだ。
素材はテント地のようなもので出来ている。
残念ながら、近くで見ると破れていてかなりボロい。(失礼!)
完成からすでに20有余年。
制作に当たった高橋さんは今も定期的に補修に当たっているというが、大自然との闘いは厳しそうだ。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
↓
藤野は芸術の町2オブジェたちへ続く。
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コメント
藤野園芸ランドはオリエンテーリングのパーマネントコースで、小さい頃の娘を連れて行ったことがあります。
これが出来たのは、その後でしょうか。何時か通過する時、チラッと見た記憶がよみがえってきました。
こんなテント地で出来ているとは、その時想像だにしませんでした。てっきり石造で、町のものかと・・・。高橋さんも、分け入った、たなぼたさんもご苦労様です。
投稿: せいざん | 2012.02.10 13:31
せいざんさん
「緑のラブレター」は1985年(昭和60年)に制作されたそうですよ。
ここに行くのは見た目ほどたいした苦労ではないのですが、やはり同じ高橋政行さんが作った「山の目」のほうが行くのはタイヘンでした。(後述します)
しかし大自然の中に、優雅ですねえ藤野町は。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.02.10 15:25
こんばんは
やっぱり、オブジェも女性も・・・、遠くから観てるのが一番ですね(*^^)v
投稿: poohpapa | 2012.02.10 22:22
poohpapa さん
おはようございます。
>やっぱり、オブジェも女性も・・・、遠くから観てるのが一番ですね(*^^)v
そうそう
近くで見ると……
なんて、僕は同調しないもんね。
誰にも身を守る権利がある。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.02.11 05:21