外国の好意に砂掛ける国
東日本大震災1周年で行われた政府主催の追悼式で、最大の援助を送ってくれた台湾に対して、日本は献花の機会を与えなかったそうだ。
野田総理は自民党議員の質問に対し、「行き届いていなかったことを深く反省したい」と陳謝したそうだけど、これは決して官房長官が言うような事務方のミスなんかじゃないんだよね。
実際、菅総理の時、各国の有力新聞に対し感謝の広告を掲載したけれど、その時も台湾は除外された。
なぜか。
中国に配慮したから。
今の外務省内部には「チャイナスクール」と呼ばれる中国教育を受けたキャリアが主流だから、台湾は日本外交から完全に除外されているんだね。
今回だってそんな役人たちが作った式次第だもの、当然のことだ。
外務省は決して震災義援金の集計結果を公表しようとしていないけれど、これも中国政府から控えるよう要請されたからだと。
なぜなら人口わずか2300万人の台湾の震災義援金は官民合わせて200億円という巨額。
人口4800万人の韓国が○○億円。
一方、人口13億人の中国は○億円とか。
(○○の桁数は合っています。正確な数値の報道があれば教えてください)
援助は金額じゃないとはいえ、台湾からの支援は群を抜いているのが事実。
かつて列強に植民地として支配された国は宗主国を恨んでいる所がほとんどなのに、唯一日本の植民地だった台湾はいまだに親日なんだよね。
日本人としてうれしい。
そして恥ずかしい。
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コメント
こんばんは
全く同感です。日本人として恥ずかしいですね、こんなこと。
だいいち、野田総理が国会で陳謝したのに、官房長官が翻しているんだから話になりません。
こういうことで毅然とした態度が取れないから中国に舐められるんですよ。気を遣うべき相手と方向を間違えていると思います。
投稿: poohpapa | 2012.03.14 20:45
poohpapa さん
おはようございます。
日本はもう完全に台湾を切り捨てて、中国のほうを向いていますものね。
始まりは、あの田中角栄の中国好きから。
有償のパンダなんかいらん。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.03.15 05:27