鶴谷八幡神社・百態の龍(館山)
館山市にある鶴谷八幡神社は、安房國総社として創建された。
当初は三芳村にあったが、鎌倉時代にこの地に移された。
広大な境内にはいくつもの社殿が散在するが、注目なのはこの拝殿。
お参りしてみよう。
注連縄が飾られたその奥。
拝殿向拝(ごはい)の格天井(ごうてんじょう)にはめこまれた彫刻を見て欲しい。
中央の鏡天井の龍を中心に、周囲に様々な龍の姿が組まれている。
幕末から明治にかけて、安房を代表する木彫師・後藤利兵衛橘の作。
文久年間の拝殿修復の際、多くの人々の寄付によって奉納されたということだ。
『百態の竜』として館山市の有形文化財に指定されているが、実際に数えると54個しかない。
ま、固いことは言うまい>ご同輩
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コメント
後藤利兵衛 橘義光・・彫刻・・柴又帝釈天にも立派な作品があったと思います。寅さんせんべい目当てに行って立派な彫刻にびっくりした記憶があります。
投稿: 惑 | 2012.03.11 11:58
惑さん
そうですね、日本にはたくさんの立派な彫刻がありますね。
でもここのは天井にあるのがすごい。
上を向いて彫るの、タイヘンでしょ。
あ
システィーナの天井画とは違うのか。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.03.11 12:59