中央線遺構・旧横吹第2トンネル西口
山梨県甲州市にある旧横吹第2トンネルの山梨側出口。
左手のが旧横吹第2トンネルで右手が旧新横吹第2トンネル。
新だの旧だの紛らわしいがこれが正式名称なのでしかたない。
中央本線のものとして元々は左のトンネルが1903年(明治36年)から使われていたが、内部に亀裂が発生したということで1917年(大正6年)に右側の新横吹第2トンネルに付け替えられたもの。
すぐ向かい合った反対の山梨側には深沢トンネルがある。
これはその深沢トンネル東京側坑口の上から新旧の横吹第2トンネルを見通したもの。
足の下にはワイン100万本……
なお新旧の横吹第2トンネルは非常に近いが二つが同時に使われたことはない。
わずかな距離ですぐ同じこの深沢トンネルに接続しなければならないのでこんな角度になっているのだ。
下から見上げるとこんな感じで、かなりの藪こぎをして登らないと近づけない結構険しいところに位置している。
しかしこの旧新横吹第2トンネルの東京側坑口はさらに険しいところに開いている。
次はそこを探索だ。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
↓
・中央線遺構・立場川橋はこちら。
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・中央線遺構・須玉九差路交差点はこちら。
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・中央線遺構・旧深沢トンネルはこちら。
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コメント
こんばんは。
中央線トンネルシリーズ...楽しく拝見しています。
20代後半頃にJRの通信関係のメンテナンスの仕事をしていた頃、甲府の管轄範囲、小淵沢から相模湖までの間を歩いていました。通信ケーブルのメンテナンスやら交換に柱に上ったり、ケーブルにゴンドラに乗り点検、トンネル内の点検、交換やらを思い出します。お尻の下を「あずさ」が走って行ったり、トンネル内では退避講に逃げ込んだり、そんな思い出があります。
投稿: chiponeko | 2012.07.22 22:02
chiponeko さん
すごい。
JRのトンネルを探索していると、通り抜ける時間や待避坑の案内なんかがありますが、まさにそれを実践する仕事されていたんですね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.07.22 23:10