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青梅はまたレトロ映画看板の街

猫町青梅はまた映画の看板でも知られている。
しかもそれが昭和レトロなもの。
街中を歩けば、その懐かしい映画看板にいくつも巡り会えるのだ。

 いずれも拡大します
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まずは日本映画。
【左】おそらく一番新しい作品、「男はつらいよ フーテンの寅」
もちろん主演は渥美清、この回のゲストは新珠三千代。
【中】ひばりの「花笠道中」
美空ひばり、里見浩太朗。
【右】「丹下左膳」
阪東妻三郎、淡島千景。

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【左】宮本武蔵「一乗寺の決斗」
中村錦之助、そしてまだ脇役の高倉健。
【中】危うし「怪傑黒頭巾」
大友柳太郎、松嶋トモ子。
【右】ここからは洋画でまず西部劇「リオ・ブラボー」
ジョン・ウェイン、ディーン・マーチン。

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【左】その名もピッタリ、「バス停留所」
かのマリリン・モンロウの作品だ。
【中】「哀愁」
「風と共に去りぬ」の次作となったビビアン・リー、ロバート・テイラー。
【右】ヘミングウェイの名作「誰がために鐘は鳴る」
ゲイリー・クーパー、イングリッド・バーグマン。

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【左】西部劇「大いなる西部」
グレゴリイ・ペック、チャールトン・ヘストン。
【中】クジラとの死闘を描いた「白鯨」
これまたグレゴリイ・ペックの主演。
【右】サハラの奥地に古代都市を求めた「失われたものヽ伝説」
ジョン・ウェイン、ソフィア・ローレン。

映画には疎い僕だけど、それでも耳にしたことのあるような名作・名優ばかりが街を埋めていた。
なんでもここ青梅で映画館の看板を描いていた地元の看板師が、3館すべて廃館となった後その技術を活かして復刻版の映画看板を街の活性化のため描いたんだそうだ。
泥絵の具をニカワで溶いて描くという技法を使えるのはもう日本でこの人ただ一人とか。
この他まだ青梅駅構内などにもたくさんあるらしい。
映画ファンならこの街はまさに垂涎の的なのである。

・猫町青梅の招き猫地蔵こちら
・猫町青梅の猫恵比寿こちら
・猫町青梅のにゃにゃまがりこちら

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コメント

おはようございます

青梅の映画看板、私も何度か見ました。懐かしいですよね。子供の頃は私の町にもこういう看板が描ける人がいて、何も見ないでソックリに描くんですよ。実際に描いているのを「凄いなあ・・・」と羨ましく見てました。

自分が映画館で観たものやテレビの洋画劇場なんかで観たものがあると懐かしく、また嬉しく思いました。青梅がレトロ看板に取り組んだのは「町興し」ブームの前でしたよね、間違ってたらごめんなさい。

投稿: poohpapa | 2012.08.28 08:01

poohpapa さん
ありがとうございます。

僕もガキ時代、40円を握りしめて駅向こうの映画館に行くのが楽しみでした。
任侠ものを観たあとは、肩で風を切って歩きました。
その頃を思い出させる映画看板。
銭湯の富士山とおんなじで、画家の個性も出ますよね。
正確無比に描くんならプリントでいいんだもの。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.08.28 08:29

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