羽村・まいまいず井戸
ここは羽村市の中心にある五ノ神神社というところ。
小さな神社のその境内に、すり鉢状になった大きな窪みがある。
直径16m、深さ約4mというが、下まで降りるともっと深く感じられる。
これ、鎌倉時代に掘られたと伝えられる由緒あるものなのだ。
その真ん中にあるのは、井戸。
羽村辺りの地層は垂直に掘り下げることが難しい砂礫層で、井戸掘り技術が未発達だった大昔、まずこのように大きくすり鉢状に掘って、そこからさらに井戸を掘ったんだね。
その名も「まいまいず井戸」と言う。
まいまいずとはカタツムリのこと。
ホラ、下まで降りていく渦巻き状の道がまさにカタツムリのようじゃないか。
これであなたもカタツムリを飼ったつもり。
実際に降りてみたよくわかる動画はこちら
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