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2012年9月

衝撃の崩壊橋梁「祭畤大橋」

ここは一関の先、名勝・厳美渓のほど近くになる。

 拡大します
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【左】国道342号線に「展望の丘」というのがあるので上がってみた。
すると濃い緑の穏やかな山並みが続く中、中央の辺りに何か異様な光景が目に入る。
これは「祭畤(まつるべ)大橋」という、国道342号の旧道に掛かる橋。
2008年に起きたM7.2の岩手・宮城内陸地震で橋が破損・崩壊してしまったのだ。

【右】橋が崩壊して川に落下している!!
まるであの伊豆の廃ループ橋のような衝撃ではないか。
よし、あのテッペンに行ってみよう。

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【左】場所を移動し、新道に掛かる現在の「新祭畤大橋」から撮影した。
奥で落下しているのが「旧祭畤大橋」
接続する道はもうないが、足元に見える旧い鉄製のトラス橋はさらなる旧道で、名前は「大」が消えた「祭畤橋」になる。

【右】今度は崩落部を正面から見渡せる対岸・一関側の落下部分にやって来た。
橋の舗装部分が垂直になってしまい、まるでこれが橋脚のようになっているのが窺える。
手前の破壊したコンクリートや引きちぎられた鉄筋も損傷の凄さを物語っている。

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【左】反対の栗駒山側に場所を移動した。
脇から見ると、その壮絶さにさらに圧倒される。
災害の教訓を残すため、河床部分は補強した上で保存されているのだ。

【右】いよいよ崩落の先端部分までやって来た。
左奥、わずかに見えるのが現在の「新祭畤大橋」だ。
旧祭畤大橋の路面は突然視界から消え、脇の鉄柵も手掛かりを失い宙を彷徨っている。
なんとも異様な風景だ。

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【左】恐る恐る、足元を覗いてみた。
路面はひび割れて内部の鉄筋が顔を出し、その先は垂直に近い急角度で河床まで落下している。

【右】下に潜ってみると、分厚い鉄のガーダー(桁)がまるで飴のように押しつぶされていた。
いったいどれだけの力が掛かったというんだ。

【補足】
耐震設計がなされていた筈の橋梁がここまで崩壊。
誰もが「設計ミスや施工中の手抜き工事」を疑ったと思う。
だから「国道342号祭畤大橋被災状況調査検討委員会」が設けられ事故の解明にあたったのは至極当然のことだったろう。
しかしその結論は驚くべきものだった。
「祭畤大橋の落橋は、地震により栗駒山側の地盤が約11mも地滑りして移動したことが主因」と判明。
祭畤大橋のすぐ北側・高手山の中腹が震源地だったのだ。
橋の両側で11mも地盤が移動したら、どんな頑強な橋だって押しつぶされてしまうだろう。

【九州工業大学の研究室が解明した崩落のメカニズムはこちらで読むことができます。】

一関側から撮影したよくわかる動画はこちら
                

栗駒山側から撮影したよくわかる動画はこちら
                

【橋リスト】
・その名も粋なり『恋路橋』はこちら
・伊豆・廃ループ橋跡はこちら
・旧稲又川橋跡はこちら
・君津・廃橋跡はこちら
・君津の変な橋はこちら
・中央線遺構・立場川橋はこちら
・ねずみの歩道橋はこちら
・須坂の渡れない橋はこちら
・長電の警笛が響く村山橋はこちら
・世にも怖~い冠着橋はこちら
・善光寺白馬電鉄跡はこちら
・未成の天津ループ橋はこちら
・明治・土木の誇り、汐止橋はこちら
・桂川・水路の旅はこちら
・モダンなアーチ・新矢柄橋はこちら
・自殺防止の鏡渡橋はこちら
・破壊橋梁・旧柴崎橋はこちら
・崩落橋梁・旧鹿行大橋はこちら
・甲斐・信濃の旧国界橋こちら
・レールの旧春木川橋はこちら
・第二東名・新富士川橋はこちら

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横須賀海軍格納庫跡(追浜)

横須賀にある貝山緑地は、大正時代から「海軍航空隊」が置かれていた所。
さらに昭和5年、ここに「海軍航空隊予科練習部」が設立された。
いわゆる、「予科練」だね。

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山にはたくさんの防空壕が掘り巡らされ、頂上には大砲台が据え付けられた。
いまその砲台の跡地には展望台が作られ、横浜や千葉まで一望できる場所になっている。

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正面に見える山は夏島といい、こちらも戦争遺構がたくさん残されているという。
ただし、現在は日産自動車の追浜工場に取り囲まれていて、容易に近づくことができない。

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その中心にまだ残されている蒲鉾形のドームのようなものは、昔海軍航空隊の格納庫だった。
現存するいま、自動車工場の中でいったいどのような使われ方をしているのだろうか……
発表前の新型車が隠されていたりして。

展望台から撮影したよくわかる動画はこちら
                

【戦争遺構】
・富津岬・軍事施設跡はこちら
・茂原の掩体壕はこちら
・州ノ崎の試射場跡はこちら
・府中の米軍通信基地跡はこちら
・丹沢に墜落した戦闘機のエンジンはこちら
・三芳村の桜花カタパルト跡はこちら
・柏の燃料庫跡はこちら
・大月の監聴音壕はこちら
・サイパン帰りの戦車はこちら
・焼夷弾と戦った墓石はこちら
・野島公園の掩体壕はこちら
・横須賀の砲台山はこちら
・砲弾を抱えた狛犬の神社はこちら
・かもめ団地の試射場はこちら
・剣崎の探照灯庫跡はこちら
・剣崎の砲台跡はこちら
・披露山の砲台跡はこちら
・三浦半島・諸磯崎洞窟陣地はこちら
・二川のトーチカ跡はこちら
・渥美半島福江観測所跡はこちら
・渥美半島陸軍気象観測塔跡はこちら
・習志野の支那囲壁砲台はこちら

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「尖閣ツアー」、行く?

TV-ASAHI
Choogyo尖閣諸島を自国のものと言い張って暴力デモを繰り返す中国は呆れたものだけど、なんと「尖閣ツアー」(釣魚島)なんていうのをすでに募集しているというから驚きだ。

「携程旅遊」という旅行会社が募集したもので、上海発2泊3日。
「国内旅行」なのでパスポートもビザも不要。
保証金は1元(約12円)
ただし出発は2020年10月1日というから8年も先だ。

まあ、実現できなくったって1元返せばいいだけの話?
しかし、図々しい国だね。

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鳳来寺観音堂(市原市)

千葉の県道を走っていたら、突然由緒ありそうなお堂が目に入った。
あの大臣橋にほど近いところ。

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立派なお堂。
説明版によれば創建は1495年。
室町時代というのだからたいしたものだ。

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地元の豪族、土橋平蔵の居城鎮座の為の寺のお堂ということだが、当初の位置からは移設されているのだという。

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堂は正面3間、側面3間、周囲に切目縁を廻す茅葺の寄棟造り。
柱は円柱で上部を細く丸めた「粽」という唐様形式をとり、軒は二軒、扇垂木、二手先詰組となっている。

書いていても意味がわからんが。
とにかく、国の指定重要文化財なのだ。
近くに行ったらご覧あれ。

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人形の寺・長福寿寺(長南町)

都留市では『人形お供えお断りの神社』があって驚いたけど、今度は違う。

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千葉県長南町にあるこの長福寿寺は、人形大歓迎。
1200年もの昔、桓武天皇の勅願により創建され『三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊太平埜山本実成院長福寿寺』という日本一長い勅号を持つ由緒あるお寺だそうだ。

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「吉ゾウくん」の足を撫でればどんな願い事も叶えてくれるとか。
全部は無理だけどね。
また「紅花」の名所で、季節になれば関東随一約10万本の紅花が咲き乱れるんだって。

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で、本題の「人形供養堂」
ちょっと横道にそれた所にそれはあった。
中には「お人形さんありがとう」の垂れ幕の下、役目を終えたたくさんのお人形が供えられていた。
大きなカッパを供えたのは、山瀬まみさん?

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

カンムリヅル探索の再訪はこちら

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『おっぱい山』の魅力

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ほら、ほんとおっぱいに見えるでしょ。
頂上の樹がポイントだね。
今度登って、ピンクに塗ってみる?

場所は上野原市。
実は「大倉砦」という、由緒ある史跡なのだ。
一般には「要害山」として知られているけれど、子供たちはもっぱら「おっぱい山」と呼んでいるそうだ。
子供って正直だものね。

子供たちの純粋な感性に一票! (^.^;)

おっぱい山に登った記事はこちら
山梨のおっぱいの木こちら
人骨山に登った記事はこちら

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矢切の渡し、33年ぶり値上げ

Yagiri_watashi葛飾柴又と松戸市下矢切を結ぶ江戸川名物「矢切の渡し」の料金が、来月から大幅値上げされるそうだ。

矢切の渡しは1631年(寛永8年)に、幕府が農民渡船として関東代官の伊奈半十郎を管理者として始めたそうだけど、意外や意外、いまは私企業の運営なんだね。
江戸川区か松戸市がやっているのかと思った。

僕は小説「野菊の墓」で知ったけど、なんといっても有名になったのはあの歌謡曲「矢切の渡し」だろう。
松戸市によれば約20万人の1996年が利用客はピークだったとか。
(1996年はここを舞台にした『寅さん』シリーズの渥美清さんが亡くなった年)

その料金は100円から200円に。
率でいえば、いきなり倍なんだからすごい。
おそらく170円とか半端が出ちゃうと、お金の受け渡しが面倒になるからなんだろう。
自動券売機やスイカは似合わないし……

うーん、悩むな。
「矢切の渡し」ならぬ「悩みのわたし」

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コブラにビックリ!

お隣の相模原市で、無許可で毒ヘビを24匹も飼育していた男が捕まっちゃった。
飼い犬ならぬ、「飼いヘビに手を噛まれた」というんだから情けない。

ところで里歩きしているとよくヘビに出会う。
ここはあきる野市。
ある橋を撮影しようとあぜ道を歩いていたら、畑のネットにヘビが引っ掛かっていた。

Cobra

「わっ ヘビ蛇(じゃ)」
良く見ると……
げ、コブラ~?

でも大丈夫。
僕、ヘビーシッターだから。(^.^)v

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横浜の街でベルリンの壁に出会った~☆

横浜市都筑区の街角で、「ベルリンの壁」という看板を見掛けた。

Berlin_00
見れば、丘(?)の上に、なんか石柱のようなものが立っているではないか。
さっそく上がってみる。

Berlin_01
高さ約4m、幅は1m半くらい。
きれいに整備された石畳の上に立っている。
本物なんだって。

Berlin_03
傍らにはステンレスの説明版が。
日本語はよくわからないのでドイツ語の方を訳してみた。
(英語か)

この石は実際にベルリンのクロイツベルク地区ヴァルデマール通りにあったもの。
壁崩壊後、表面の絵はベルリン市民らにより削り取られてしまったそうだが、除幕前に来日した製作者であるフランスの芸術家、ティエリー・ノワール氏が復元したそうだ。

ちなみにこれを立てたのは「テュフ・ラインランド・ジャパン」というドイツの会社。
製品試験やISO認証などを行っているということで、あなたのノートパソコンの裏にもこの会社が認証した「TUVマーク」が貼ってあるかも知れない。

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基地の街でトゥクトゥクに出会った~☆

街角でトゥクトゥクに出会った。

Tuktuk
といっても、ここは別にバンコクではない。
福生市、橫田基地の前の交差点だ。

トゥクトゥクはタイヤラオスによくある料金交渉制の簡易タクシーのこと。
日本の郵政省が郵便収集車をダイハツのミゼットから四輪トラックに変えた際に、中古のミゼットをODAとしてタイに輸出したのが始まりなんだそうだ。

ちなみにこのクルマは16号線沿いにあるタイ料理店『カオマンガイ』というお店のもの。
(このお店、大枚はたいてタイ米購入したらしい)

タイ料理、食べタイ?
福生駅までこのトゥクトゥクで送迎してくれるってさ。

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世代を感じる(~_~;; >自民党総裁選

Jiminto_honbu次期総理になる可能性が高い自民党総裁選がいよいよ今日告示。
総裁とか総理大臣なんて、なんかみんな年寄りみたいに思っていたけど、気が付いたら今回の候補者はほとんど自分より年下になってた。
歳取ったもんだ。(~_~;;
(よく考えたら前の安倍総理の段階でもう向こうのほうが年下だったんだけどね)

とりわけ巷で今回有力候補とされる二人なんか、どっちも後輩なんじゃん。
(まだ挨拶はない)
でなに、大学は文学部と法学部?
二人とも高校でたいして勉強しなかったな。
学部をみればわかっちゃうのだ。
だってウチの高校、進学する時学部の選択は成績順だったからね。

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ムーミン列車3(スナフキンの池編)

Sunafukin_s「スナフキンの池」にやってきた。
いすみ鉄道も終点に近い「上総東駅」(かずさあずま)の先にあり、車窓からも見える名所になっているのだ。

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【左】ここがそう。
池畔の草地にはキャンプ用のテントが張られ、まるで本物のムーミン谷のよう……。

【右】ほら、スナフキンが熱心に釣りをしてる。
池は日照りで水がずいぶんと少ないけど、獲物はあったかな。

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【左】Little_mii_sリトルミイはやっぱり怖い顔してる。
箱の中にはいすみ鉄道の模型も入ってた。

【右】Nyoronyoro_sニョロニョロだってちゃんといる。

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【左】でもなかなか電車が来ない。
ローカル線だからねえ……。
待ちくたびれて、セミは抜け殻に。
カエルは干上がった。(テントのポール)

【右】そしてやっと来たムーミン鉄道。
車体にもムーミン一家の絵がたくさん描いてあるね。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

・ムーミン列車1(国吉駅編)はこちら
・ムーミン列車2(ムーミン釣り編)はこちら

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ムーミン列車2(ムーミン釣り編)

Mumin_sムーミンが釣りをしているそうだ。
場所は大多喜町の三又大橋という所。

 いずれも拡大します
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【左】下を流れるのはその名も夷隅(いすみ)川。
そして掛かる鉄橋がいすみ鉄道のものだ。
高いその鉄橋の真ん中辺りに、何か見えないか。

【右】望遠レンズでアップしてみたところ。
ほら、釣りしてるムーミンの後ろ姿。

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【左】前に廻ってみた。
高いなあ。
水面まで推定、20m近くありそうだ。

【右】結構、大きい。
ビール箱2つに腰掛けているんだな。
釣り針にはちゃんと獲物が掛かっているのがわかる。

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【左】タイヘンだー 電車が来たよ~☆
大丈夫か>ムーミン

【右】ほっ、無事だった。
左横にあるビクの中にも魚が入っているのが見える。
ムーミン、なかなか釣り上手じゃん。

・ムーミン列車1(国吉駅編)はこちら
・ムーミン列車3(スナフキンの池編)はこちら

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ムーミン列車1(国吉駅編)

Isumi_01sいすみ鉄道は千葉県を走るローカル線。
沿線は過疎地で、公募された社長が打ち出した「訓練費700万円を社員が自腹で負担」という運転士養成プランのニュースは記憶に新しい。
また自然と共生する環境にやさしい鉄道をキャッチフレーズとしていることから沿線をムーミン谷に比喩、このように「ムーミン列車」としても知られているんだね。

 いずれも拡大します
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【左】例えばこの「国吉駅」には、待合室にもホームにも様々な手作りムーミンの人形。
乗降客の心を和ませている。

【右】ちなみにこの駅は命名権(ネーミングライツ)で正式名を「風そよぐ谷 国吉」という。
ただし、命名権を買ったのはこの社長自身(別会社)なんだけどね。

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【左】関係ないけどこちらは接続する小湊鉄道の「上総大久保駅
ここには近所の白鳥小学校の生徒が描いたトトロの絵がある。
君も来て、一緒にトトロの写真を、と、撮ろー

【右】国吉駅の狭い待合室にもムーミン一家の人形と、そして座布団が1枚。
でもそれはこのKuroneko_sクロネコに占領されていた。
どうせ「クロ」と言う名前に違いない。
呼んでみたが、知らぬ顔で眠り続けていた。

Tama_ekicho_sいすみ鉄道社長のブログによれば、「クロ(やっぱりね)は国吉駅を根城にしているものの、猫駅長など特別扱いはない」ということだ。
たま駅長が羨ましいね? >クロ

・ムーミン列車2(ムーミン釣り編)はこちら
・ムーミン列車3(スナフキンの池編)はこちら

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伸びる圏央道、そして消え去る道

ミッキー広場からさらにクルマを走らせていたら、丘の陰に目を引く道路をみつけた。

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刈り取られた田圃の向こうというシチュエーションもあいまって、なんか素敵じゃない?

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近くに寄ってみるとさらにその曲がり具合も素晴らしい。
でも、道路の下はすべて鉄骨組み。
(マウスを置くと切り替わります)
これって、仮設?

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見れば、背後には最新鋭のハイウェイ。
圏央道だ。
これはその工事のための仮設道路だったんだね。
ということで、この道路はいずれ撤去される運命。
次の現場でも頑張ってね。

首都圏交通の切り札として、いま圏央道は懸命に延伸工事が続けられています。

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でっかいラーメン

ラーメン、食べたい?
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(福実 福生志茂店)


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屋上まで上がることができれば、ね。
でも、あきラーメンられん。

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『ミッキー広場』の真実

また行ってきちゃった、木更津の「ミッキー広場」。

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相変わらず、健在。
というか、行く度にしっかりと整備されてきれいになった感じ。


大きな地図で見る
それもあってか、2年前の初探検の時と比べグーグルの航空写真のほうもこんなにクリアなものになっていた。
これじゃ、宇宙ステーションから見た飛行士が、本物のネズミーランドと間違えちゃうかもね。

でも、実はこの3度目の訪問で、僕は重大な事実に気が付いた。
実は、ここ……
「ミッキー広場」じゃなかったのだ。

Mickey_12
ほら
看板をよく見ると、「ミキー」じゃない。
ちいさい「」であるべきところが、小さい「」になっているもの。

なんだ
これなら本家から文句言われる筋合いはない?
ほんとかな。

ミッキー広場・初訪問はこちら
ミッキー広場・再訪はこちら

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2012年ゴーヤ顛末記

今年初めてわが家でもゴーヤを植えてみた。
先日行った道の駅・道志で苗を見掛け、買ってきたもの。

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最初はこんな小さかった苗。
(買った時はさらにこの半分くらい)

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夏の陽差しを受け、グングンと成長した。
日陰が目的ではないので葉っぱはどうでもいい。
目当ては実だけ。
つまり、実利主義。

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黄色い花が咲いたあと、こんな小さな赤ちゃんゴーヤができた。
可愛いもんなんだな。

大きくさせようと待っていたら、実はすぐに黄色く変色。
収穫時期が難しい。
せいざんさんの所のように立派にはならない。

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さらに放って置いたら、完熟して実が割れ、中から赤いタネが落ちろようになっていた。
なるほど、こうして生命をつないでいるんだね。

初めての野菜体験(?)、とても楽しかった。
(買ったほうが安上がりだけどね)
よおし、これで来年もゴーヤ栽培にGoや!

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玉川上水の難所・「水喰土」

Tamagawa_bro玉川兄弟って知ってる?
そう
金もいらなきゃ 女もいらぬ~、あたしゃ も少し背が欲しい~♪
でお馴染みのお笑い……
(それは玉川カルテット)

じゃなくて、かつて多摩川から江戸市中へ飲料水を供給した有名な玉川上水を開渠した庄右衛門・清右衛門兄弟のこと。
羽村の取水堰で取水した水をずっと武蔵野台地の上を通し、なんと江戸市内まで供給したんだね。
羽村から四谷の大木戸までのはるか43キロ、そのすべてが露天掘りだったそうだ。

そんな偉業を果たした玉川兄弟だけど、2度失敗しているという。
その一つは地中で岩盤にぶち当たったこと。
そしてもう一つは礫層に当たったため、水が地下に浸透してしまったことなんだそうだ。

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それがここ。
いま福生市の公園になっている水喰土。
馴染みのない地名だけど、「みずくらいど」と読む。

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そこを奥まで入っていくと、石柱がありちゃんと「玉川上水開削工事跡」と描いてある。
それにしても「水を喰らう土」……
玉川兄弟の無念さが伝わってくる、実によく意味を表した地名だと思わないか。

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さらに進むと武蔵野らしい雑木林の中、なだらかなU字型に削られた地形が現れた。
ここが玉川上水のため開削して失敗した跡なんだね。

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いま見ると落ち葉に覆われて普通の土層に見えるけど、そうか、ここにはそんな苦節が隠されているのか。
あれ、草むらに土器?
その土器 歴史は動いた

実際に歩いてみたよくわかる動画はこちら
                

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