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渥美半島にそびえ建つ「陸軍気象観測塔」

旧陸軍福江観測所」からさらに渥美半島の先端にクルマを走らせると、田戸神社にたどり着く。

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鳥居が並ぶ、一件普通の神社だが、ここはかつて「陸軍第一技術研究所・伊良湖試験場」が置かれたところ。
残された門柱にはその表札が作り直されて掛けられている。
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Irako_02
道路を挟んだ反対側は公園になっているが、その一角に「陸軍省所轄地」の石柱。
そしてその隣にあるのはコンクリート製の「立哨台」
昭和13年に伊良湖射場の正門哨舎として第三師団経理部が建造したものだそうだ。


Irako_03
そこからさらに真っ直ぐな通り(かつて線路だったから)を100mほど進むと、この無機質なコンクリート製の塔のような建物にたどり着く。
陸軍が気象観測に使ったという建物で、通称「六階建て」とか。
以前は上まで登れたそうだけれど、コンクリートの崩壊が進んだため現在は2階以上には行けないように内部の階段は塞がれてしまった。
もっと早く来れば良かった……


Irako_04
内部には「FIRE EXIT」(非常口)の赤ペンキ。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
ここも戦後、米軍に接収されたんだろうね。

四角い窓からは中部電力の巨大な風力発電の羽根が遠望できた。
やっぱりこういう平和な施設が日本には似合う。


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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 株の購入 | 2012.12.15 18:43

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