おっぱい山(要害山)、登った
前に下から見上げたおっぱい山に登ってみた。
大倉の集落を抜け、山の小さな神社の脇から登っていく。
通称はおっぱい山だけど、正式には『要害山・大倉砦』
ここからすぐ北には甲斐と武蔵の国境があり、戦国時代には戦略的に重要な最前線の砦だったらしい。
初冬でかなり葉は落ちたように思えたが、意外と眺望が効くところがみつからない。
これは径の途中から、なんとか上野原方面を見通したところ。
山の写真は鏡渡橋から撮影したのだから、こちらからも橋が見える筈。
かすかに見えた。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
滑りやすいジグザグの小径を20分ほど登り、やっと頂上直下に。
城砦というだけあって、そこには鮮明な枡形虎口が残されていた。
径が絞り込まれてY字になっているのが見えるだろうか。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
上の主郭土塁とセットになって上がって来る敵を狭め、攻撃しやすくしているんだね。
(直接攻め上がろうとする敵にとっては、正面に置かれた石も邪魔になる)
要害山山頂・536m。
これがおっぱい山で最も肝心(?)な、頂上の杉の大木。
そう、下から『乳首』に見えるやつね。
樹の真下には『秋葉大権現』さまが祀られていた。
でも、祠全体が四方を厳重に板でカバーされてしまっている。
隙間から覗いた秋葉さまの祠。
ご本尊は文字が書かれた板なのか?
(マウスを置くと画像が切り替わります)
その手前にはお供えの日本酒やお賽銭箱が見える。
しかしカバーのせいでお賽銭箱まで手が入らない。
なんだ、せっかくいつものように1万円札を入れようとしたのに。
残念だ。
山梨のおっぱいの木はこちら。
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コメント
たなぼたさん。
ここは標高が低いので後回しにしているうち行き損ねた山で、ご報告ありがとうございます。
次のどこかの祠では2万円投入して下さいね。
それでお許しいただけると思いますんで。
投稿: せいざん | 2012.12.27 18:32
せいざんさん
ありがとうございます。
僕は登山口の神社脇までクルマで行ってしまいましたが、下(国道)のバス停からだと登山口まで結構歩かされますね。
倍以上になりそうです。
>次のどこかの祠では2万円投入して下さいね。
はい。
新年を迎えるので、次は自分の家の神棚に参拝します。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2012.12.28 05:25