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鹿島鉄道の思い出1(丘の上の電車)

2007年(平成19年)、霞ヶ浦沿岸を走っていた鹿島鉄道は廃止された。

Kashima_01

Kashima_01
まだあまり年数が経っていないので、そちこちにこうして踏切や鉄橋の跡などが残されている。
ふと見上げれば、丘の上にもう走ってない筈の電車が見えた。


Kashima
そんな筈はないがと近寄ってみれば、それは地元の病院に静態保存された鹿島鉄道の車両だった。
もちろん前後に線路はない。

説明によると『キハ432』という車両。
東急車輌が1957年(昭和32年)に2両だけ製造したもので、富山県加越能鉄道で使われた。
昭和48年、鹿島鉄道に譲渡され、同鉄道の廃止時まで現役で活躍していたという。
廃止に伴い地元の小川南病院に引き取られ、併設された介護施設『はるるの郷』のカフェスペースとして第2の人生を送っているそうだ。

もっとも今年まだ56歳…… 列車としてはまだまだ若い。
今でもディーゼル・エンジンは定期的に始動されるなどきちんとメインテナンスされているそうな。
いいところに引き取ってもらって、良かったね。

・鹿島鉄道の思い出2(小川高校下駅)はこちら
・鹿島鉄道の思い出3(忘れられた八木蒔駅)はこちら

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