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2013年3月

町田市にもあるぞ『大正池』

「小山内裏公園」(おやまだいりこうえん)はわが町田市にある都立公園。

Tachigare_01
その小山内裏公園の象徴である「大田切池」。
「大田切」とは、多摩川の支流である「大田川が切れたところ」という意味だそうだ。


Tachigare_02
その大田切池には、どこか愁いを帯びたような立ち枯れの杉が林立する。
見よ、まるで上高地の名勝地「大正池」のようではないか。
大正池の立ち枯れた木が焼岳の噴火によりできたのと同様、これらの木もまた池が昔からのものでないことを示している。
そう、大田切池は自然のものではなく川をせき止めた人工池。
有名な多摩ニュータウン造成の際、大雨時の洪水を防ぐ目的で作られたんだね。

ちょうど水面を横切ったのはもちろんUMA(未確認生物)イッシーなんかではなく、これまた上高地と同じく鴨だった…… かも。
(マウスを置くと画像が切り替わります)

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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何が全治3か月なの>靴に毒物塗った事件

Fukka_suisosan同僚女性の靴の中に職場で手に入れた毒物を塗り、左足に重傷を負わせるというトンでもない事件が報じられている。
その動機が「勝手に片思いして断られた腹いせ」というのだから救われない。

報道によれば女性は全治3か月の怪我というけれど、一部が壊死した左足は指5本すべてが切断され、普通に歩けるまで回復する見込みはないんだって。
一生、元には戻らない…… それなのに何で「全治」なの?

辞書を調べると、「全治」とは文字通り「病気やけ怪我などが完全に治ること」って書いてある。
ところが実際にはそんな使われ方ではなく、現実の医療では「治療を要する期間のこと」なんだって。
紛らわしい。
それなら「全治3か月」なんて言わないで、「治療期間3か月」にすればいいじゃないか。
決して元には戻らないような怪我を負わせた犯人には、懲役なんかではなく同じ目にあわせてやればいい。

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タイヘンだったね>ホリエモン

あのホリエモンが仮釈放されたんだね。
懲役2年6月の実刑だったけど、実質1年9か月だって。
結構短縮されるんだ。
少し納得できないところもあるけれど、それだけ模範囚だったということなんだろう。

Nkeimusho02sそういえば、僕が長野刑務所の石垣(!)を見学していたとき、ちょうど彼は中にいたんだっけ。
声を掛けてあげれば良かったかな。

出所後の会見では、「汗水流して怒鳴られながら働かなければならない過酷な現場です」とか。
そりゃそうだよね、だって「懲役」なんだもの。
懲らしめに仕事をさせられる訳だから。
収監前の会見で、「本をたくさん読みたい」なんて言っていたけれど、それまで暮らしていた(未決の)拘置所と刑務所とでは訳が違うんだ。
タイヘンだぞぉ。

別に体験したことがある訳じゃない。
『塀の中の懲りない面々』を読んだのだ。

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児童公園にある弾薬庫

ここは沼津市、東海道新幹線を見下ろす高台にある公園。

Houdai_01
『砲台公園』と、児童公園らしからぬ名前が付いている。
もちろんそれには理由がある。
その名が示すように、かつてここには旧海軍の砲台があった所なのだ。


Houdai_02
高角砲は沼津海軍工廠の防御用だったという。
ただ、すでに台座等はなく、今も残されているのは関連した分厚いコンクリート製の弾薬庫だけ。
それも安全のため厳重なフェンスに囲まれて、中を窺い知ることは難しい。


Houdai_03
それでも隙間から覗いてみると、鎮魂のためなんだろうか、入口には木製の大きな仏像のようなものが祀られているのが見えた。


Houdai_04
ちなみにほど近い畑の中には、同じ形をしたもう一つの弾薬庫も遠望することができる。
ただ残念ながらこちらは私有地の中にあるため、敷地内に入るのは遠慮した。

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【戦争遺構】
・富津岬・軍事施設跡はこちら
・茂原の掩体壕はこちら
・州ノ崎の試射場跡はこちら
・府中の米軍通信基地跡はこちら
・丹沢に墜落した戦闘機のエンジンはこちら
・三芳村の桜花カタパルト跡はこちら
・柏の燃料庫跡はこちら
・大月の監聴音壕はこちら
・サイパン帰りの戦車はこちら
・焼夷弾と戦った墓石はこちら
・野島公園の掩体壕はこちら
・横須賀の砲台山はこちら
・砲弾を抱えた狛犬の神社はこちら
・かもめ団地の試射場はこちら
・剣崎の探照灯庫跡はこちら
・剣崎の砲台跡はこちら
・披露山の砲台跡はこちら
・三浦半島・諸磯崎洞窟陣地はこちら
・追浜の海軍格納庫はこちら
・二川のトーチカ跡はこちら
・渥美半島福江観測所跡はこちら
・渥美半島陸軍気象観測塔跡はこちら
・習志野の支那囲壁砲台はこちら
・笠寺公園高射砲陣地跡こちら
・浜松剥き出しの防空壕はこちら

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浜名海兵団 剥き出しの防空壕

ここは静岡県新居町、浜名湖の西岸になる。
見通すことはできないが、すぐ近くには遠州灘が広がっている。
広がる畑といくつかの新しい住宅が混在するごく普通の農地。

Hamana_go_01
そんな畑の一角に、周囲とは不釣り合いな蒲鉾のような形をした無骨なコンクリート製の物体が目を惹く。
なんだ、これは。


Hamana_go_02
失礼して近づいてみる。
長さ11m、幅1.3m、高さ3.6mとか。
実は太平洋戦争当時に作られた防空壕なんだという。
防空壕といえば普通、地下か半地下に掘られるのが普通だが、一帯は海岸近くの砂地なので地下に掘ることができなかったため、このようなコンクリート製のものになったということだ。


Hamana_go_03
古びた木製の扉は閉じられていて中を見ることはできなかったが、今は土地ごと払い下げられ農機具倉庫として使われているらしい。

1944年(昭和19年)、この一帯には日本海軍の陸上部隊である『浜名海兵団』が置かれていた。
最大時は一万名を越える隊員数を擁していたという大部隊。
この防空壕は本部庁舎用のものだったということだ。

そういえば浜松には同じようなシチュエーションでドーム型の掩体壕があったっけ。
同じ海兵団だった横須賀海兵団は戦後米軍基地に、武山海兵団は陸上自衛隊の基地にそれぞれ引き継がれたが、ここだけは一般農地に転用されている。

【戦争遺構】
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キティちゃんがいる禅寺

静岡にはキャラクター絡みのお寺が多い。
ドラえもんの次はキティちゃんがいるお寺さんだ。

Tokoji_01
清水市(現静岡市)にある東光禅寺。
こちらも曹洞宗の禅寺だ。
境内には達磨(だるま)や蛙(カエル)などさまざまな石像が置かれているが、それらには目もくれず奥にある、おそらくは住職の自宅へと向かう。


Tokoji_03
ほら、キティちゃん
ただここは普通に参拝した人には目に付かないところ。
なんでも「取引先の石像屋さんがいつも石像を買ってくれるお礼としてプレゼントしてくれたもの」なんだそうだ。
だから控え目に自宅のほうに飾ったんだね。
これなら、赦される?>サ●リオさま

【猫リスト】
・千曲市の猫神さまこちら
・猫町青梅の招き猫地蔵こちら
・猫町青梅の猫恵比寿こちら
・猫町青梅のにゃにゃまがりこちら
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・木更津のこちら
・「暖かいよ~」のこちら
・「撮らないで~」のこちら
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「オットのみち」を知ってますか?

「オットのみち」を知ってますか?

Otto_01
そう、家庭では奥さんに絶対服従。
ただひたすら堪え忍ぶ、それがオットの生きるみち……

違うって
「オットのみち」は「夫の道」ではなく、かつてオット機関車が走った軽便鉄道路線跡のこと。
この細いなだらかな径(みち)になっている所がそう。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
ここは静岡・御前崎市。
辺りはすっかり住宅街でもうほとんど線路跡だった面影はないけれど、菊川方向の山道に行けばまだその痕跡を見ることができる。


Otto_03
ほら
県道から離れてヤブを分け入ったこの笹の向こう。
なんか、赤っぽいものが見えてきたね。


Otto_04
これが旧堀之内軌道の遺構・佐栗谷隧道(トンネル)なのだ。
ひらがなで「きけん」と書かれているのは子供向け?
たしかに、子供にとってはこんな人目に付かない秘密基地は超魅力的だものな。


Otto_05
ただ残念ながら、向こう側の出口はすでに閉塞。
そのためこうして内部には水が溜まってしまっている。
こんな狭いトンネルの中を機関車が力強く走っていたことを、いまあなたは想像できるだろうか。


Otto_06
 (「広報きくがわ」より)

これが当時の「オット機関車」。
大きな客車ではなく、その前で懸命に引っ張っている可愛いほうね。
ノミの夫婦かって?

機関車は1921年(大正10年)頃に輸入されたドイツ製。
石油を燃料として走る珍しいもので、日本では最古のディーゼル機関車になるんだそうだ。
しかしやがて時代が昭和へと移るとモノや人の輸送はバスやトラックに取って代わられ、徐々に軌道は運行の数を減らす。
そして1935年(昭和10年)、軽便鉄道はわずか10余年の短い命を全うし廃止とされた。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

【鉄道遺構リスト】
・東海道線・石部トンネル跡はこちら
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・中央線遺構・放置車両はこちら
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ドラえもん一家がいる神社

富知六所(ふじろくしょ)浅間神社は富士市の由緒ある神社。

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平安時代から続くという歴史にふさわしい立派なたたずまい。
境内には天然記念物に指定された樹高15m『大くすの樹』もある。
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Rokusho_03
でも、目的はこのドラえもん一家。
ほら、これはドラえもんの妹『ドラミちゃん』だね。


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これはのび太の同級生『骨川 スネ夫』だ。


Rokusho_05
これものび太の同級生『剛田 武』
知らない? 通称『ジャイアン』さ。


Rokusho_06
こちらは50年後(?)の『源 しずかちゃん』(左)。
そして右が『のび太くん』こと『野比 のび太』

ただ、いずれも本物とは微妙に違うんだよね。
もしかして、それで追求を免れているのかな。
ジャイアン、死んじゃいやぁん。

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「簡単に騙された罪」ってどうお

 (C)Tsuchiura-City
Furikome全国の警察がまとめた去年1年間の「振り込め詐欺等」の被害の合計は、なんと前年比78%増の363億円にも達したということだ。
県別では被害額1位が東京でこれはわかるけれど、全国最下位が大阪で定着しているのが面白い。
そんな簡単には引っ掛からない、こればっかりは大阪のおばちゃんの功績だね。

世の中に犯罪の種は尽きまじ……
とはいうものの、でも強盗や脅迫なんかとは違って「振り込め詐欺」は騙されるほうにも問題があるんじゃないか。
これだけ周知されているのに、相手の確認もせず言われるままに現金を用意して渡してしまうんだから話にならない。

そもそも、元々お金がなければ渡しようもない。
一人で4千万円の被害に遭った人もいるとか。
そんなのどうせ使い道のなかったお金なんだろう。
被害者とはいえ、救う必要があるとはなんか思えない。
捜査に警察の手間やお金が掛かるのだって腹立たしい。
だから、こんな被害者、「簡単に騙された罪」でさらに処罰したいくらいだ。

【結論】
「振り込め詐欺」の被害者には、「簡単に騙された罪」でさらに同額の罰金を科す法案を提出したい。

Ani_usagi2
う、サギだ~☆

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お散歩 楽しいな

Sanpo_01

 静岡市・船越堤公園にて

アメショーのお散歩はこちら

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不遇な扱い・恩返しネコ(御前崎・猫塚)

ここは観光地・御前崎から丘を上ったところ。
なんということはない農地の片隅にそれはあった。

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ほら、赤い丸印のところ。
アップにすると『猫塚』があるのがわかる。
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Nekozuka_02
寄れば、質素な石造りのニャンコが祀られている。
その昔、海に流されていた一匹の子猫を遍照院という寺の住職が救って連れて帰ったそうな。
それから数十年たったある日、お寺に宿を求めて一人の旅僧がやってきた。
実はこの旅僧、住職を食い殺そうとネズミが旅僧に化けていたのだった。
真夜中に天井裏で激しい物音がしたので住職が上へ上がってみると、そこには愛猫と旅僧の衣をまとった犬ほどもある大ネズミが倒れていたとか。
救ったニャンコが身をもって住職を守ってくれたんだね。


Nekozuka_03
猫塚は、その猫の奥返しの物語にちなんで建立されたもの。
でも、石の質のせいもあるんだろうけど、左の耳が欠けているなどかなり痛みが激しい。
加えて「人里離れた」ところにあるので訪れる人もほとんどいない。


Nekozuka_04
それでも近所の人が供えたんだろう、塚にはこうして感謝の缶詰が添えられていた。
ただこの話には後日談がある。


Nezumizuka
悪さをしたネズミだが、改心して村長の夢枕に現れ、海上の安全大漁を約束したとな。
それでネズミはこの地の「海の守り神」として御前崎灯台に至る遊歩道脇にきれいな公園と共に立派な像が設置された。
畑の一角に追いやられた『猫塚』にはほとんど人が訪れることがないのに、手厚く祀られた『ねずみ塚』にはたくさんの観光客で賑わう。
でも、話の筋からいって、これおかしくない?
やっぱりネズミって要領がいい。

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・千曲市の猫神さまこちら
・猫町青梅の招き猫地蔵こちら
・猫町青梅の猫恵比寿こちら
・猫町青梅のにゃにゃまがりこちら
アメショーのお散歩はこちら
・木更津のこちら
・「暖かいよ~」のこちら
・「撮らないで~」のこちら
・「お父さん、起きて!」のこちら
・大欠伸(おおあくび)のこちら
・オヤジがトム・クルーズだったらのこちら
・「雪だねえ」 の幸助&福助こちら
・カラスと戦ったニャンコこちら
・香貫山のニャンコたちはこちら
・キティちゃんのいる禅寺こちら
・豪徳寺の招き猫こちら
・軍艦島のニャンコこちら
・猫実町のニャンコこちら
・美喜井稲荷のお猫さまこちら
・西芳寺の招き猫こちら
・今戸神社の招き猫こちら
・谷根千の屋根ネコこちら
・南伊豆・下流の浜ニャンコこちら

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ドラえもんとピカチューがいる禅寺

富士市にある福聚院は曹洞宗の禅寺。
奈良時代の創建という由緒あるお寺さんだ。

Fukujuin_01
寺への道は右奥の方向だが、県道に面したところに石像が並んでそれを示している。
素朴な造りの伊豆型道祖神たち…… に並んで何やら見慣れた顔の石像が。


Fukujuin_02
あれ、これはどう見ても「ドラえもん」
それとも「これは、もらいもん」とか言うのかな。
子供が喜びそうだけど、見るからに重そうで、これじゃタケコプターでは飛べそうにない。


Fukujuin_03
参道へと廻ってみると、今度はさらに重そうなお相撲さん。
じゃなかった、こちらはポケモンの「ピカチュー」だよねえ。
中国の遊園地じゃあるまいし、大丈夫なのかなあ、こんなの置いて。

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ティラノサウルスが迎えるビル

ここは静岡駅からすぐ近くの中心地・常盤町というところ。
繁華街の道は狭く、クルマを止めるのもはばかれる。

Jurassic_01
右側のビルはお花屋さん。
左の狭いのは雑居ビルだけど、名前が『ジュラシックビル』~?
でもほら、矢印のところ、何か見えないか。


Jurassic_02
なんとその名の通り、ビルの中に恐竜がいた。
大型肉食恐竜のティラノサウルスだ。
高さは4m近くある。
でも……
明らかに通行の邪魔だよね、こいつ。


Jurassic_03
静岡新聞によると、なんでも『浜名湖花博』の展示用に作られたものらしい。
以前は前足の爪が下を向いていたそうだが、背後から潜り抜けた酔っ払いが頭を上げて「恐竜に引っ掛かれる事故」があったので、現在のように改善されたとか。
そう、ティラノサウルスだって進化を遂げているのだ。

Jurassic_04
ちなみに以前はこんな「注意書き」があったという。
なかなか洒落っ気のある管理人さんのようで、愉快だね。
こういうの好き。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら

【恐竜リスト】
・袋井の恐竜墓場はこちら
・葛飾のジュラシック寺はこちら

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「空飛ぶ自転車とワサビ」を見た

Bicycle_s昨日の関東地方は台風並の強風。
成田空港では数十便が羽田に変更というけれど、成田空港にクルマを止めていたりしたらそのあと取りに行くのがタイヘンだろう。

で、ニュースを見たら、なんと自転車が空中に。
自転車が電線に絡まっているのもスゴイいけれど、墜ちてきたら怖いだろうな。

ところで静岡の「大浜公園」近くで「空飛ぶワサビ」を見た。
ほんとうは多くのニャンコがいるというので行ったのだが、時間が悪かったのか、残念ながら公園にニャンコは見当たらず。
でもその代わり(?)、近くの国道150号線で「空飛ぶワサビ」を見ることができた訳。

Wasabi3
富士山の湧き水が豊富な静岡は山葵(ワサビ)の名産地。
ワサビは日本独特の植物なので、正式名をWasabia-Japonica(ワサビア・ジャポニカ)というそうな。
ひょんぐり滝を探索しているとよくワサビ田を見つけることがあるが、こんな街中で、しかも空を飛んでるのを見たのは初めてだ。


Wasabi2
実はこれ、ワサビ専門店『田丸屋』の工場の看板。
でも角度によってはほんとに電線に絡んでいるようで驚く。
田丸屋は1875年(明治8年)に創業というワサビ漬の専門店だ。
でも看板の鉄塔に錆び。
「わっ サビ!?」(~_~;;

ふん、どうせ「わーさびー」って言うんでしょ。

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東京タワー? いえ島田市の島田タワー

かつて『越すに越されぬ大井川』と詠われた大井川
その大井川の島田市にある堤から東京タワーが見える。

Shimada_tower_01
ほら、お馴染みの赤白に塗り分けられた鉄骨造りのタワー……
って、なんか違う?


Shimada_tower_02
実はこれ、奥に見える地元の鉄骨屋さんが独力で建てたという『島田タワー』
高さ約10m。
つまり東京タワーの30分の1のスケールで作られているそうな。
夜にはライトアップもされるというが、良い子は明るいうちに家に帰ろう。

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「中韓の正体見たり、慰霊祭」

「幽霊の正体見たり、枯れ尾花 」という言葉があるけれど、図らずも中韓の正体を見てしまった。

Ireisai昨日、政府主催の「東日本大震災2周年追悼式」が天皇皇后両陛下も出席して行われた。
120以上の国・地域の代表者が参列したというけれど、中国と韓国は欠席。
中国欠席の理由は「指名献花の対象に台湾を加えたこと」らしい。
一方韓国は「単なるミス」と在日韓国大使館は説明したそうだ。
子供じゃあるまいし、国レベルの行事でそんなことある?
普通、仲良くなくったってお隣なら葬式とかには出るけどね。
出たくないなら出なくて結構だけど、それで「重要な隣人」なんて言わないほうがいい。

で、また繰り返しになるけれど、
人口わずか2300万人の台湾の震災義援金が官民合わせて200億円。
人口4800万人の韓国が○○億円で、人口13億人の中国は○億円だった。
(○○の桁数は合っています)
お金の多寡じゃないけれど、 やっぱり台湾のほうに親しみを感じてしまうのはしかたないでしょ。

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伊良湖の海を望む防備衛所&観的所

日出の石門Hinode_sekimon_sはカップルの願いが叶うという、渥美半島の観光スポット。
伊良湖周辺にはたくさんの戦争遺跡が残されているが、ここにも戦争の足跡が残されている。

Boubi_01
島崎藤村の「椰子の実」着想の舞台ということで椰子の木が植えられている、その先。
この広場は「伊良湖防備衛所」の跡という。


Boubi_02
残念ながらここにはコンクリートの基礎と破片のような一部分しか残されていない。
伊良湖水道を機雷封鎖する際に、洋上の米軍の艦艇を監視するための施設だったらしい。


Boubi_03
しかしその縁から海を見下ろすと、下のほうにさらに何かレンガ積みのようなものが見えるではないか。
(赤丸の部分)
足元は少々危ういが、もちろん降りてみる。


Boubi_04
石積みで補強されたレンガ造りのこちらはタタミ2畳ほどの小さなもの。
内部には何もなく、屋根部分はコンクリートごと中に崩落してしまっている。
(マウスを置くと画像が切り替わります)

なんでも上の防備衛所が洋上を監視する海軍の施設だったのに対し、こちらは「観的所」といって陸軍の施設だったそうだ。
海方向に明けられた窓を通し、伊良湖試験場から発射された大砲の着弾(着水)を観測するのが目的だったらしい。
つまり福江観測所と同じ。
そういえばあちらもレンガ造りだった。

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【戦争遺構】
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なんか気になる、ゴルフ中継の「入れ~」

Ani_buta_golfいよいよ今年の女子ゴルフが開幕。
開幕戦は『【2013】ダイキンオーキッド・レディス・ゴルフトーナメント』と、名前が長い。
その初戦は森田理香子選手がみごとプレーオフで横峯さくら選手を下して優勝。
そう、今年は日本人選手に頑張って欲しいぞ。

ところでゴルフ中継で気になるのが、ティーショット打った瞬間に「ナイショーッ!」って絶叫するオヤジと、同じくパットをしたすぐ後に「入れ~」と叫ぶオヤジたちの声。
ほんとうに入るような瞬間に思わず声援してしまうならわかるけど、絶対に入らないようなショートや方向違いでも必ず声を掛ける。
パットしてからカップに入るまでの緊張の時間はみんな息を呑んで見守る瞬間なんだ。
残念ながら入らなければ「ウー」と唸ればいいし、みごと入れば「オー」と感嘆すればいいんじゃないの。

ゴルフは紳士のスポーツだと言うけれど、あのオヤジたちは絶対に紳士なんかじゃないと思う。

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夢破れた知多半島の未成駅

知多半島のほぼ先端に近いところ、夏休みには賑わう海水浴場から内陸へと分け入った中に『小野浦駅』は作られた。
いや、出来た筈だった。

Onoura_01
知多半島の西側山地を通る名鉄(名古屋鉄道)知多新線は1974年(昭和49年)に一部開業。
名鉄は当初この小野浦地域に大規模な住宅地開発を計画。
それに先んじて新駅の建設に着工したものの、その後の景気変動から乗車需要が見込めないことが判明。
住宅地開発は断念、思惑が外れた新駅は1980年(昭和55年)建設途中にして放棄された。
以来、一度も使われなかった駅舎はまるで廃墟のようになって今なおその屍をさらし続けているのだ。


Onoura_02
高架のホームへと続く階段は封鎖され、残念ながら上がることはできない。
駅は使われてなくても、電車は営業中なんだから当然だ。


Onoura_03
しかたないので踏切のほうからぐるりと廻ってみた。
右側の線路は単線だが現行のもので、今でも1時間に3本は名鉄電車が通過している。
今立っている所は、本来なら複線化されて線路になっていた筈の部分だ。
もちろん、この駅にこれまで電車が停まることはなかったし、これからもない。


Onoura_04
工事途中のホームには、すでに滑り止めの処理も済んでいた。
『危険ですので、白線の内側までお下がりくださ~い』というアナウンスが耳をかすめたような気がしたが、その白線が引かれることすらここではなかった。

「ドアが閉まりま~す。 ご祝儀下さい」

【鉄道遺構リスト】
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織田有楽斎の城・大草城(知多市)

愛知県知多半島の県道を走っていた。

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すると畑の向こうの小高い丘の上に、何やら天守閣のようなものが見えるではないか。
赤丸印


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クルマを止め、望遠レンズで覗いてみる。
ほらね。
かなり立派な城郭のよう。
こんなとこにそんな大きなお城があったっけ。


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急な坂を登り、ゲートボールに興じるおじさんたちの横を抜ける。
案内板をみると、これは『大草城』
織田信長の弟・有楽斎が天正年間(1980年頃)に築城を始めたものの、兄・信長は暗殺、新たな主君秀吉により摂津に転封されたため、途中で築城を断念した幻の城なんだそうだ。
歴史的価値を認めた知多市が1979年(昭和54年)、2層の天守閣を本丸跡に復元した。


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とはいえ外観はお城そのものなんだけど、実質は展望台なので中身は階段だけ。
最上階にある展望台へのドアは鍵が掛かっていて出られなかったし、結局何のために上ったのか意義が見出せず仕舞い。
人生には時にこういう無駄も必要なんだと教えてくれた城だった。

実際に上って撮影した面白くない動画はこちら

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知多半島に残された転車台

知多半島・武豊町の国道沿いに、「転車台ポケットパーク」という看板が見えた。
寄ってみると、そこには珍しい鉄道の転車台が保存されていた。

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1965年(昭和40年)に廃止になった武豊線の貨物支線の終点で使われていたもの。
1927年(昭和2年)製で、「直角二線式」という型式は日本で唯一現存する珍しいものということから2009年(平成21年)国の登録有形文化財に指定された。
図鑑などでは知っていたけれど、本物を見るのは初めてだ。


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周辺にはやはり当時の転轍機や信号機も保存されているが、駅の廃止後はみな放置され土砂に埋まっていたというのだから驚いた。
1998年(平成10年)、遊んでいた小学生らが発見し、保存の声が相次いだことから町が修復工事に着手し2002年(平成14年)に修復工事が完了したのだという。
子供の遊びもバカにできないね。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

【鉄道遺構リスト】
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監督がルール知らなくっちゃね~ (WBC)

Wbc_logoやっと盛り上がりをみせてきたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だけど、今回はなんか様子が違うみたい。
前回優勝の日本チームもメジャー選手がいないとか事前にボイコット騒動があったりとドタバタしたけれど、前回準優勝のお隣韓国はもっと深刻だ。
なんと、1次ラウンドで敗退だって。
なんでも今回は兵役免除がないとか主力選手を怪我で欠いたとか、いろいろ事情はあるみたいだけれど、もっと本質的な所に原因があるんじゃないか。

というのも、韓国が最初の試合でオランダに0-5で負けた時、韓国の監督は「0-1で負けるのも0-10で負けるのも同じ1敗は1敗」なんてうそぶいていた。
違うもんね~。
WBCの規則では、1次リーグで同じ勝敗に並んだ時には、それぞれの得失点率差で順位が決まるんだ。
つまり、0-1で負けるのと0-10で負けるのとでは大きな違い。
今回台湾とオランダ、そして韓国が2勝1敗で並んだけれど、結局韓国はその監督が無視した得失点率差で3位に留まり1次リーグ敗退する羽目になった訳。
ゲームを指揮する肝心の監督がルールを把握していないんじゃ、いくら選手が頑張ってもねえ。
かわいそ。

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住宅のすぐ裏に古墳

愛知県東海市。
そこに知多半島で最大規模といわれる横穴式石室を持った「岩屋口古墳」はある。

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地図を頼りに該当地を訪ねると、そこは住宅街。
半信半疑ながら、案内板を頼りに住宅の裏手を上っていく。


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すると小高い丘の中腹に、フェンスで囲まれた岩屋口古墳が現れた。
推定、大化の改新前後(約1300年前)のものというから歴史がある。
傍らに東海市が設置した説明版。
その足元には冬の陽差しを浴びて水仙が咲き並んでいた。


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フェンスの隙間から覗いてみる。
説明によれば、石室は長さ8.4m、幅1.7m、高さ2.1m。
奥壁には高さ1.6mにおよぶ巨石が使われ、側壁や天井にも大きな石で築かれている。
残念ながら、中世の頃すでに盗掘されて主要な副葬品は失われたとか。


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アップにしてみると、石の大きさがさらに迫ってくる。
石積みだって、インカ遺跡並みとまでは言わないけれど、結構なものではある。
こんなのが住宅のすぐ裏手にあるってすごい。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

・千葉の長柄横穴群こちら
・山梨の地蔵塚古墳こちら

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半田歴史の生き証人・赤レンガ建物

愛知県半田市の街中に、ひときわ目を惹く赤レンガの建物がある。

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これは本来地元の「カブトビール」という醸造工場の建物だったもの。
ドイツのゲルマニア機械製作所が設計、清水組(現清水建設)が施行したという。
1897年(明治30年)という時代にこの素晴らしい建物。
半田の先人たちが大ビールメーカーに立ち向かった心意気と豊かな財力・技術力を持っていたことを雄弁に物語るものだ。


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こちら側からでは良くわからないが、工場内部は5階建てという。
お洒落な窓や屋根の処理など、外観上の装飾も素晴らしい造りになっている。


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ところが戦時中、この建物は「中島飛行機製作所」の資材倉庫に転用された。
中島飛行機は今のスバル自動車の母体だけれど、陸海軍の軍用機を作っていたのでアメリカの標的になり、P51(ムスタング)による空襲の被害に遭ってしまったそうだ。
ほら、北側の壁上部にはその時の機銃掃射跡が今も生々しく残っている。
(マウスを置くと画像が切り替わります)

現在、建物は半田市が所有。
2004年(平成16年)、国の登録有形文化財建造物に登録された。
半田空襲を現在まで語り継ぐ、貴重な歴史の生き証人として保存されている。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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お酢と黒板塀のある町

知多半島は黒板塀の多いところだ。

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町を走っていると、こうしてそちこちに趣のある黒板塀の建物を目にすることができる。


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半田市の街中を流れる運河の向こうにもほら。
あれ、このマーク見覚えがあるね。
そう、これはお酢で馴染みの『ミツカン酢』の工場。
そのためこの辺りはお酢の甘酸っぱい香りがするので、環境省の『かおり風景100選』に選ばれているそうな。
でも、花粉性の僕に言われてもね。


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この作業シートに覆われた建物は現在工事中のミツカングループ研究棟&体験型見学施設。
完成するのは再来年の12月になるという。
それまで待ってられない。
ちなみに左奥に見える建物がミツカン酢の本社ビル。
こちらも控え目に黒板塀の雰囲気を残してる……かな?

「この本、酢っぱい味がするね」
「酢入り小説だから」

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「静清」って、「せいせい」じゃないの

今は合併しちゃったけれど、静岡市と清水市はお隣どうし。
新しい市名には一部に「静清市」という案もあったらしい。
けど、結局大きい静岡市に呑まれて新「静岡市」になっちゃった。

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ところでここを結ぶ国道1号のバイパスは「静清バイパス」という。
これ、てっきり「せいせいバイパス」なんだと思い込んでいたら、正しくは「せいしんバイパス」なんだね。
でも、なんか不自然な感じ。
地元でも静清中央卸売市場や静清高等学校などはいずれも「せいせい」で、一方静清信用金庫は「せいしん」なんだそうだ。

でも、「清」を「しん」と読むのなんて、日本と戦争したあの国しか知らないぞ。
他に何か例があるのかな?
一方、「清」を「せい」と読むのなら
清潔、清算、清酒、清純、清書、清新、清楚、清掃、静聴、清貧、清涼、清廉、そして清教徒……
など枚挙に暇がない。
やっぱり「せいしんバイパス」より「せいせいバイパス」だろう。
他県のことだけど、文句言ってやったぞ。

あ~ せいせい した。

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