住宅のすぐ裏に古墳
愛知県東海市。
そこに知多半島で最大規模といわれる横穴式石室を持った「岩屋口古墳」はある。
地図を頼りに該当地を訪ねると、そこは住宅街。
半信半疑ながら、案内板を頼りに住宅の裏手を上っていく。
すると小高い丘の中腹に、フェンスで囲まれた岩屋口古墳が現れた。
推定、大化の改新前後(約1300年前)のものというから歴史がある。
傍らに東海市が設置した説明版。
その足元には冬の陽差しを浴びて水仙が咲き並んでいた。
フェンスの隙間から覗いてみる。
説明によれば、石室は長さ8.4m、幅1.7m、高さ2.1m。
奥壁には高さ1.6mにおよぶ巨石が使われ、側壁や天井にも大きな石で築かれている。
残念ながら、中世の頃すでに盗掘されて主要な副葬品は失われたとか。
アップにしてみると、石の大きさがさらに迫ってくる。
石積みだって、インカ遺跡並みとまでは言わないけれど、結構なものではある。
こんなのが住宅のすぐ裏手にあるってすごい。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
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