明治の息吹き・種徳館(都留市)
都留市に山あいにある『和みの里・種徳館』は人気の体験施設。
コテージや貸別荘もあって夏場は賑わうし、子供の日には中で子供たちが竹馬や竹とんぼを作ったりしている。
また豆腐だって作ったりもできる所。
ところでこの青い建物は、明治20年代に建築されたという和洋折衷の擬洋風建築だ。
幕末に江戸幕府から品川お台場工事を請け負ったことで知られる天野海蔵が設計したという。
寄棟、平入り、総二階建て。
そしてなんといってもこのバルコニーが特徴的だ。
建物の名前になっている『種徳』とは、「広く徳を世に施すこと」という意味で、青少年の修身鍛錬の館として公共のために役立てたいとの思いが込められているんだそうだ。
平成のいま、その通りになっているのはうれしいだろうね。
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