海雄寺・釈迦涅槃像
千葉県いすみ市に、全長が5m以上という大きな釈迦涅槃像があるという。
山に囲まれた田圃の中、すれ違いもできない小さな細い農道を進んで行く。
やっと着いた。
本堂だけの小さな寺、その名を『海雄寺』という。
これでも戦国時代の万木城主・土岐氏の菩提寺だそうだ。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
残念ながら、普段は無人のお寺さんなので中に入ることはできない。
そのため、参拝者のため小さな覗き穴が設けられている。
覗き穴たって、歌舞伎町とは違うぞ。
良く見えない?
だって、狭くてレンズが入らないんだもん。
これが精一杯。
青銅製の釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)で全長516cm、頭の高さ95cmあるという。
聖徳年間(1711年~1716年)に近在一円の人々の寄進によって造られ、明治14年に現在の場所に安置されたと書いてある。
地元の人々はこのお釈迦さまのことを『寝釈迦さま』と呼んでいるそうな。
お釈迦さまでもご存じあるめえ。
1974年(昭和49年)に夷隅町指定文化財、1990年(平成2年)に千葉県の有形文化財に指定された。
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