頼もしきかな、日本外交官
日本野球機構が統一球の変更を知らせずに行ったことで大きな問題になっているようだ。
いまのところ、加藤コミッショナーが承知していたかどうかも揉めていて、責任の所在も不鮮明。
しかし、一貫して言えるのはコミッショナーがここまで決して謝っていないということ。
昨日はとうとう「大変な失態」とまで口にしたけれど、それでもふんぞり返ったままで頭を下げる訳でもない。
諸兄はこうしたコミツショナーの態度にお怒りだろうが、しかしここは考えて頂きたい。
彼は東大法学部から外務省に入省、駐米大使等を歴任した生粋のキャリア。
つまり日本の外交官の誇り、母国の矜恃のシンボルということなのだ。
外交の要は、昔も今も絶対に自分から頭を下げないこと。
日本人の優しい心根でつい頭でも下げようものなら、外国からはたちまち蔑み下に見られてしまうのが必至。
そうした意味で、彼の取る態度は素晴らしい。
本来、政府の役人であるエリートがプロ野球に滑り込んだんだ。
セーフ に決まってるだろう。
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