春野町の旅(1)鼻高々の天狗面
今年戸倉宿キティパークを訪問したが、ここ春野町にも同じく日本一の大きさを誇る天狗面があるそうだ。
近くの秋葉山には天狗が住んでいたという言い伝えがあり、古来この春野は天狗と縁の深い地と言われてきたのだという。
どっちがほんとに日本一か見てみよう。
場所は浜松市の国道362号線沿い。
すぐ近くの橋にも天狗の面が取り付けられていた。
そもそもこの国道自体が「天狗街道」との異名を持つ。
日本一の天狗面は「浜松市春野文化センター」という公共施設の中にある。
手前には広大な駐車場が広がっているが、それもその筈。
ここには以前「宮川小学校」があって、かつてここはその校庭だったのだから。
だから入口には今も当時の小学校の門柱が残されている。
シンメトリー文字で「川宮文宮川」なんて、ずいぶんとお洒落じゃないか。
天狗面の大きさは高さ8m、横6m。
ちなみに上記「戸倉宿キティパークの天狗」も高さ8mだったから、結果はどちらも仲良く日本一タイ記録ということになる。
良かったね。
なんでもこの大天狗面は神戸市で開催された『全国都市緑化フェア・コウベグリーンエキスポ85』でそごう神戸店がパビリオン・シンボルとして出展したものとのこと。
それが会期終了後、天狗ゆかりのこの町に譲られたんだそうだ。
もう30年近く経つというのにこれだけきれいなままなのは、大事にされているんだね。
なんとも立派な鼻。
鼻の長さだけで4mもあるそうな。
テレビで高尾山の大天狗面を紹介していたけれど、あちらの鼻は1.2mだって。
比じゃないな。
実際、この面の大きさから身長を推測すると、なんと50mにもなるそうだ。
すごい!!
天狗さん、鼻高々だね。
春野町の旅(2)旧王子製紙レンガ倉庫に続く。
「天狗さん、これから会議?」 「そう、 me 天狗」
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コメント
鼻の長さだけでも4メートル
ですか。
びっくり仰天狗ですな。
でも、神戸からどうやって運んだのでしょうね。
投稿: いはち | 2013.12.19 15:37
いはちさん
>でも、神戸からどうやって運んだのでしょうね。
そっちですか。
4分割し、4トントラックで運んだそうです。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2013.12.19 16:02