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アメリカにだっているぞ『正直運転手』

東京五輪誘致のプレゼンで猪瀬前知事が「東京では現金の忘れ物でもちゃんと落とし主に返還される」って自慢してたけど、アメリカにも『正直運転手』はいるんだね。

Taxi_cab場所はカジノで名高い娯楽の街ラスベガス。
タクシー運転手のジェラード・ギャンボアさんが、後部座席に置かれた茶色の紙袋を発見。
中身を確認するとなんと現金30万ドル(約3千万円)!!
ギャンボアさんは正直にこれを届出。
警察の調べで落とし主もわかり、直ちに現金は返却されたという。

でも話が日本と違うのはこれからだ。
日本ならこうした場合、いくらかのお礼がされる筈だけど、このケースではなし。
落とし主はポーカー・プレーヤーだったというから要はギャンブルの金なんだろうに。
やなヤツだねえ。
それでもギャンボアさんのタクシー会社が彼を2013年の「年間最優秀運転手」に選定したそうだ。

ギャンボアさんは、「何もお礼はもらってませんが良いんです。
見返りがほしいわけじゃない、正しいことがしたかったのですから。
会社がしてくれたことに感謝しています」だってさ。
いい人だね。

運命はタクシーに託します。

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コメント

おはようございます

こういう話を読むとホッとしますね。最後の記事を下ネタで締めくくった私とはえらい違いだ・・・^_^;

今年も1年、楽しくて有意義な記事を有り難うございました。また来年もどうぞ宜しくお願いします。

幸助クン、福助クンともども、皆さん健やかに良い年をお迎えくださいね。

投稿: poohpapa | 2013.12.31 08:28

poohpapa さん
こちらこそ、この1年間ありがとうございました。

僕には到底、○ん○にキンカン塗って正月を迎えるような度胸はありません。
どうぞお大事に。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2013.12.31 08:39

良い話ですね。
でも、三千万円を忘れちゃう人って??
所詮あぶく銭と思っていたのか?それとも舞い上がって
いたのか?

投稿: いはち | 2013.12.31 11:24

いはちさん

米ドルだって最高は100ドル札でしょうから3千万円といえば結構な大きさでしょうにね。
そんなもの忘れるなんて……
庶民にはその感覚がわからん。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2013.12.31 12:36

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