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初瀬街道の旅(14)旧・青山変電所の廃墟

【旧・青山変電所の廃墟】(最終回)

初瀬街道の旅(13)旧・東青山駅の廃墟から続く。

旧・東青山駅跡地をあとに、さらなる奥へと荒れた道をたどる。

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すると上方に送電線の鉄塔が見えた。
鉄塔の一部が鮮やかな緑と赤に塗られているのがいかにも人工的で不自然に感じられる。


Hendensho_02
コンクリート製の橋で対岸に渡ると、そこにはすっかり廃墟となった大型の建物が2棟。
その壁には大きな碍子がずらりと並んでいた。
そう、これはかつて変電所だった建物の廃墟。
正式名を「東青山変電所」といい、近鉄大阪線に電力を供給する役目を担っていたもの。


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ガラスを失った窓からは、間近に迫った岩肌。
この建物の置かれた厳しい環境が窺われる。
東青山変電所は1930年(昭和5年)開業の近鉄大阪線に先駈け、前年の1929年(昭和4年)に稼働したと伝えられる。
建設当時は東洋最大の水銀変圧器が設置されたということで話題になったらしい。

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建物内部はすべての設備が取り外され、すっかりがらんどうになってしまった大きな部屋。
ただし油断していると足元には深い穴が獲物を待ち受けているので油断できない。
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Hendensho_06
2階部分に上がるハシゴがあったので、もちろん上ってみる。


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何に使われたのだろう、2階の床には直径5mほどもある大きなまん丸の穴が開いていた。
高いので覗き込むのもスリルが感じられる。


Hendensho_08
逆に上から見下ろしたハシゴ部分はこんな感じ。
怖っ。
実は足をすくませながら撮影している。


現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

Hendensho_09
おまけ。これが現在の「新・東青山変電所」
旧・変電所とは直線距離でも1キロ以上離れた全然別のところに建設された。
ちょうど青山トンネルと垣内トンネルとのわずかな明かり区間、滝谷川沿いになる。

鉄道事故の犠牲者に黙祷しながら今回の探索を終える。

初瀬街道の旅(お終い)

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