『負けた29校のためにも……』
夏の全国高校野球地方予選がたけなわだ。
福井県代表として5年ぶり6回目の出場を決めた敦賀気比高校のエース平沼翔太投手は、「負けた29校の分も全部背負って頑張りたい」と話したそうだ。
え たった29校?
なるほど高野連(高等学校野球連盟)資料によると福井県大会は全部で30校しか参加していないんだね。
これって、やっぱり不公平じゃない。
だってわが母校が参加する神奈川県なんて全190校。
それがたった一つの代表校を巡るという大激戦区だ。
この問題について、○関さんというスポーツジャーナリストがこう書いていた。
「参加校が64校の県と128校の県とでは、甲子園に出るまでに代表校が消化する試合数はたったの1試合しか違わない」
そりゃそうだけど。
敦賀気比が福井代表になるまで要したのは全5試合。
これが神奈川だとシードでなければ最大8試合になる。
しかし「たった3試合の差」と言うなかれ。
一つの試合をする度に勝ち進む確率は2分の一になる。
3試合余分にやればそれだけで8分の一だぞ。
衆参議員定数の不公平なんか比べものにならん。
こんなアンバランスで、スポーツマンシップに基づいた学生野球なんて言えるものか。
わかったか>「高野連」
こんなんじゃ、とても「子をやれん」
【結論】
もしも福井代表と神奈川代表の組み合わせになったなら、福井の1点は1点。
神奈川が1点入れたらそれは8点に計算しよう。
そして、福井は1度負けたら終わり。
神奈川は8度負けて初めて敗退にする。(^.^)v
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