子安像の慈しみ(白井市平塚)
廃校になった平塚分校のほど近く。
朝の通学時間には近所の子供たちが通学バスを待っていた。
歩いていけないほど学校は遠くなってしまったんだろうね。
そのバス停の傍らの小さな集会所脇の空き地に石仏が並んでいる。
南側には11基。
それと交わるよう東側には計5基の石仏が並んでいる。
わかるだろうか、そのほとんどが子供を抱いた母親の像。
「女人講中」とある。
碑文を読むと、古いものには文化・文政の年号が彫られている。
江戸時代の真っ只中だね。
これらは「子安像」といって印旛沼周辺から全国に広まったんだそうだ。
子供と母親を大切にしたんだね。
少子化が問題になっているいま、またこうした像の精神を見直さないといけない。
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