トンネルの向こうはアイランド
かつて千葉県の太平洋岸に『行川アイランド』というリゾート施設があった。
1964年(昭和39年)に開園。
動・植物が中心で、フラミンゴがたくさんいたのを思い出す。
背後の山や鉄路には似つかわしくない大きな椰子の木。
JR外房線と国道128号線とが唯一接したこの場所に「行川アイランド駅」はあった。
いや、今も駅はあるのだが、施設が閉じた現在ほとんど乗降客の姿を見ることはない。
国道沿いにある広大な駐車場を横切り、雑草が版図を拡大した階段を上がる。
今もなおチケット売り場が残されたまま。
大人1600円・子供800円。
ショータイムのスケジュールも掲げられている。
次の回は見よ。
このトンネルを抜ければ「行川アイランド」本園。
でも、2001年(平成13年)に閉園してしまった。
唯一の連絡路は厳重に閉じられている。
(行川アイランドの敷地はもともと旧日本軍の軍事施設の跡だった所なので、いくつもあるこうしたトンネルもその名残かも知れない)
柵の隙間からカメラを差し入れて見ると、九官鳥に飾られた照明がまだ残されていた。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
楽しかったんだろうね>キューーちゃん
閉園後持ち主が変わり一時老人ホーム建設の話も持ち上がったというが、リーマンショックによる景気悪化でそれも潰え、こんな状態のままだ。
でも高年齢化がさらに進んだこの日本。
景気が上向いた今なら再びチャンスかも。
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コメント
チケット売り場は、往時のままですね。
実は、新日鉄の子会社に勤めていた勝浦在住の
友達の父親がここの社長をしていましt。
当時、こちらの立て直しで新聞のインタビューで
クローズアップされたのです。
平成になる直前に職場の慰安旅行で行きました。
が、従業員の態度がめだちましたね。
開園当時、祖母に連れられて行った頃は、まだ
安房興津の駅から送迎バスが出ていました。
最後に行ったのは平成9年の夏でした。
施設の老朽化はかくせなかったですね。
それにしても現在の持ち主はこの土地を安くてにいれたと
思いますよ。長くなりました。
投稿: いはち | 2014.10.14 16:11
いはちさん、こんにちは。
何度も行かれていたんですね。
航空写真を見ると、広大な園内にはまだプールや施設が残されているようです。
一度、見てみたいけれど、背後は太平洋、連絡路はトンネルだけだなんて手強い。
そうだ、刑務所に再利用したらいいかも。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2014.10.14 17:02
すみません、
上総興津でした。
私としたことが。
投稿: いはち | 2014.10.14 21:11