どこが『究極のエコカー』なのさ
トヨタ自動車が、年内に水素で走る燃料電池車『ミライ』を世界に先駆けて市販すると発表したね。
所詮プリウスのようなハイブリッドは電気自動車への過渡期のごまかしなんだから、完全水素電池のクルマを市販するというのはそれなりに意義があるんだろう。
でもこれをメディアがそろって「究極のエコカー」と讃えるのには納得いかん。
燃料電池車は排気ガスを出さない代わりに想像以上の大量の水を出すじゃないか。
クルマから水といえばエアコンもそうだ。
あんな微量なのに、コンビニの前で長時間駐車しているクルマの下からは道路まで水が流れているよね。
これがみんな燃料電池車になってしまったら、渋滞しただけで道路は水浸し。
それでも夏ならいいけれど、北国の雪道だったらどうなる?
たちまち道路は雪道から凍結したアイスバーンになってしまうだろう。
水すら出さないのが、ほんとうの「究極」というものだよ。
なのにそんな金持ちしか買えない高額なクルマに1台あたり数百万円も補助を出すなんていう施策、到底僕には理解できん。
反対 じゃ。
以上、総額1000万円近くする燃料電池車が買えない庶民からの訴えをお送りしました。
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