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2014年12月

中国に「黄金の雨」

日本はかつて「黄金の国」と言われたけれど、どうやらこれもまた中国に取られてしまったらしい。

Choro_q話の舞台は中国・広西省。
ただしこちらの「黄金」は空から降ってきた。
なんでも商店街でバキュームカーが突然爆破ししてしまったんだとか。
荷物は「満載」だったそうで、中身が辺り一帯に降り注いだんだって。
ひえー

写真は「悲惨すぎて直視できない」とか。
晴れ着を着ていたお嬢さんもいたそうだから、タイヘンだね。

それでもさすが孔子の国。
これを伝えた新聞記事は達観しているようだ。

人生は楽しく過ごさねばならない。
なぜなら、いつの日に糞尿を浴びるかもしれないから

だって。

しかし糞が噴火って。
みんなフンガイしているんだろうな。

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太郎とゆかいな仲間たち

あの小沢さんが、また偉大なことをやってのけたそうだ。
かつて20人も国会議員がいた生活の党は、先の選挙で4人にまで激減。
このままだと小沢さんが始めた政党交付金がもらえない危機にあったんだね。

ところが無所属だった「あの山本太郎議員」を加入させた結果5人になって、めでたく4億円あまりの政党交付金がもらえることになったそうな。
めでたし、めでたし。

その新しい政党名が『生活の党と山本太郎となかまたち』だって。
憲政史上、例をみない政党名。
なんだ、その漫画みたいな名前は。
と思ったら、ほんとに漫画のタイトルにあるんだね。
『太郎とゆかいな仲間たち』
Chinyuki

このネーミングだと山本太郎議員、生活の党と対等みたいだから、一人で2億円分配されるのかな。
いや『生活の党と山本太郎』だけじゃなく、まだ『なかまたち』がいるな。
どんな仲間なの?
少なくとも『ゆかいな』仲間ではないらしいから、きっと『不愉快な仲間』なんだろう。

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道路の真ん中に木

もしもカーブを曲がったら突然、道路の真ん中に木があったらビックリするよね。

Niwano_01
こんな感じに。
ここは愛知県新城市の庭野というところ。
道路は新城市の市道で樹は樟(ムクノキ)。
だから『庭野のムクノキ』として知られている。


Niwano_02
逆から見るとこんな感じ。
元々は道路脇の民家の脇に生えていたそうだけれど、昭和61年と62年の市道拡幅・舗装工事の時も伐採されずに中央分離帯に残されたそうだ。
やさしい人柄の地域なんだね。


Niwano_03
ムクノキは高さ13m、幹周り3.4m、根周り5.8m。
樹齢350年以上という立派なもので、1960年(昭和35年)新城市指定文化財(天然記念物)に指定されている。
ちなみにムクノキは虫害や腐敗に強いため、古くから丸木舟の材料に使われたりしたそうだ。

しかしムクノキさんもこんな所に立たされて、毎日スリル満点なんだろうな。

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森に埋もれた桜花基地(上総中川)

ここはムーミン列車が走るいすみ鉄道の上総中川というところ。

Ouka2_01
そのローカル駅のすぐ近く、中川小学校(右手)の裏にこんな小山がある。
あぜ道を抜け、その山に分け入っていく。


Ouka2_02
すでに道はなく、倒木をかいくぐりながら奥へと進んでいく。


Ouka2_03
すると山肌に大きな穴が穿たれているのが見つかった。
これが今回の目的物件、「旧日本軍・桜花基地」の跡だ。


Ouka2_04
奥行きは暗くて計り知れず。
高さというか穴の直径は5mほどもあるだろうか。
見るからに堅牢に掘られている長大な穴。
床は平坦に整えられている。


Ouka_04
(昔の資料写真)
この中にこんな太平洋戦争当時の高速滑空機『桜花』が格納されていたんだという。
尾部に推進ロケットを装備した儚げな戦闘機だ。


Ouka2_05
当然入口には扉があった筈で、この溝はその名残かも知れない。
でも、気のせいか「鳥居」の形に見えるような……


Ouka2_06
三芳村にあったような発射カタパルトはここにはないが、その代わり面白いものがある。
それはトンネルの手前、羊歯(シダ)に隠されながらも見えるこの丸いもの。


Ouka2_07
これ、格納庫から出した「桜花」を方向転換するためのターンテーブルの跡。
土台となった丸い石組みだけが残っているが、この上に鉄のレールが載っていたんだろう。
そしてこの基地の発射カタパルトはここからかなり離れた、現在小学校の校庭のところ(最初の写真)にあったんだという。

・三芳村の「桜花」基地はこちら
・下田に残る「震洋」基地はこちら

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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ゾウサンよりキリンさん

国会には菅の顔だけはみたくないという人が結構いる。
本当に見たくないのならば早く法案を通した方がいい

そううそぶいて菅元総理が自身の退陣と引き換えに法案を成立させたのが「再生エネ買い取り制度」。
おかげで全国に大小多数のソーラー発電所ができた。
しかし空き地や工場に造るのならともかく、わざわざ木を切り山を開いて造った所もあって、何が環境保護なんだか本末転倒のようなところもある。

Solor_01
おまけに「危険」だなんて。
そんな危ないもの、自然の中に造るな。


Solor_02
ここにはソーラーパネルが見渡す限り、なんと16416枚。
一般家庭1400世帯の年間電力消費量を生み出すんだそうだ。
総額14億円を掛けて、千葉では超有名な「ホテル三日月グループ」が、去年勝浦の山の中に完成させた。

でも、パネルの下には青々とした緑が見えるよね。
だって、ここは以前「平岡牧場」という牧場だったというんだから。
牧場をソーラー発電所にしたことにより、電力の「増産」が出来たということか。
でも僕はゾウサンよりAni_kirinキリンさんが好き。

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月の湧水(愛知県東栄町)

月小学校からほど近く。
集落の外れにやって来た。

Yuusui_01
町のガイドに出ていた「月の湧水」を探していたのだが……
案内板等はないが、どうやらこれらしい。


Yuusui_02
見れば、道路沿いの岩肌からたくさの筋になって水が湧き出している。
木箱が設けられ、溜まった清水をパイプで引き出すようになっているのだが。


Yuusui_03
水はみんな下に流れ落ちていて、肝心の木箱にはほとんど水が入っていない。
これじゃ、せっかくの天然水も水汲みできないよね。
ちゃんと管理しよ。

ちなみにこの「月」という地名の謂われは……
空のお月様のことではなく、「尽きる場所」という意味で、川の上流の突き当たりのような地理的状況を表したものなんだそうだ。
なるほどね。

ほんとだよ。
じゃないと……

ウソ月 って言われる。

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『人骨山』登った

ここは千葉県西部の鋸南町というところ。

Hitohone_02
ここに高さは低いがちょっとは知られた名山がある。
正面の山がそれ。標高292m。
低いとて馬鹿にすることなかれ。
ここはかつて里見氏(里見八犬伝の)の狼煙台も造られた、重要な拠点なのだ。
『人骨山』(ひとほねやま)という。
人骨とはまた穏やかではないが、これにはもちろん謂われがある。


Hitohone_01
狭い県道のここが登山口。
案内柱のテッペンは人骨山だが、その上には鬼と犬が載せられている。
(マウスを置くと画像が切り替わります)

実はここには哀しい言い伝えがあって……
昔、節分の日になると鬼が山から村に降りてきて、若い娘を生贄に要求したそうな。
しかし毎年のこととて、村人は困り果てた。
すると近江に鬼を退治する犬の話を伝え聞き、その犬
「ドン太郎」を借りて来て山に放したところ、みごと鬼を退治したそうな。
その後村人が山に登ると、そこには娘たちの骨だけが残されていたんだと。

それからこの山の名前が人骨山になった訳。


Hitohone_03
ところで鋸南町のこの辺りは水仙の名所。
畑の畦にも、道の土手にも、それは水仙が今を盛りに咲き誇っていた。
(ほんとはちと時期が早かったけれど)
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Hitohone_05
登山道は良く手入れされていて、また案内板も完備されている。
間違えることのないよう至るところでちゃんと進路をガイドしてくれるんだね。
とても手が掛けられていることがわかる。


Hitohone_06
ご覧のように足元もしっかり整備されている。
くどいようだけどここは水仙の名所。
山あいの谷間にも、尾根道の両側にも、それは水仙だらけ。
もう甘い匂いが漂ってくる。
あと半月もすればきっと壮観なんだろう。
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Hitohone_08
ロープが設置された頂上直下の傾斜を登り詰めるといよいよ頂上だ。
そこも雑木が刈られ、ちゃんと四方を見渡すことができる。
ほんとうに良く手が入っているんだね。
登山口が232mだったから、60mも登ったぞい。(^_^)v


Hitohone_09
こんなに手を加えていたら、その経費が気掛かりにならないか。
大丈夫。
頂上の一角にはこんな手作りの「募金箱」が設置されていた。
これで浄財を頂くということなんだね。
で、いつものように1万円札を入れようとしたら、募金箱の底が一部破られているのに気が付いた。(右下部分)
(マウスを置くと画像が切り替わります)

ハイカーの筈なのに、とんだ不心得者がいるんだな。
募金できなくて残念じゃ。


・北穂高の雷鳥こちら
・君津の笠石こちら
・上野原のおっぱい山こちら

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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『マツダ787』に再会す

かつてあの『ルマン24時間レース』を制した日本車があった。
マツダ製のロータリー・エンジンを搭載した『マツダ787B』というクルマ。
その前季型マシンが『マツダ787』
スポンサー名を取って、通称『チャージ・マツダ』と呼ばれた。

Mazda787_01
驚くなかれ、かつてその『チャージ・マツダ』がウチにあった。
カウリングだけだけどね。
実物はものすごく大きいし、耐久仕様なのでとても重かった。
(昔の写真を複写したので画像が悪いのは許せ)

その『マツダ787』とこのほど思わぬ再会を果たした。


Mazda787_02
ほ~らね。
だいぶ色褪せちゃったけれど『チャージ・マツダ』そのものだ。
場所は千葉市原市のとある県道。
あわててUターンして撮影したものさ。


Mazda787_03
これがコクピット。
ほら、メーターなんか最新のデジタル表示。
格好良くてしびれちゃうだろ。


Mazda787_04
どうやらマシンは街道沿いにあるこのお店のディスプレーらしい。
でも、「ちょっと! まにあわせの店」って何?
間に合わせでなく、本気で保存して。

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【廃校】月小学校(愛知県東栄町)

小林小学校からきびすを返し、再び国道473号線へと戻る。

Tsuki_01
途中、トンネルを抜けたらなんか背後から視線を感じた。
振り返るとそこには鬼の顔!
トンネルの名前は「中設楽トンネル」
1997年(平成9年)完工というから廃道愛好家にとってはまだ「若造」だ。


Tsuki_02
結構リアルな鬼の顔は怖~い。
東栄町は鬼の町だからね。
ちなみに左側の花は同じく東栄町の町の鳥である「鴬」(うぐいす)だそうだ。


Tsuki_03
そして到着した、ここが「月小学校」
2006年(平成18年)閉校になったばかり。
現在は地区の「まちづくり協議会」と「育成会」が使用しているということで、まだ校舎もしっかり保存されている。


Tsuki_04
軒の破風にはきれいな装飾が細工されていて、ここだけ見るととても学校の建物には思えない。
都会の鉄筋コンクリート製の学校にはない味だね。


Tsuki_05
「月小学校」らしく、臼で餅をつく兎さんの絵。
もちろん、人類が月に行くより前に作られたんだろう。
昔は夢があって良かったね。

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【廃校】小林小学校(愛知県東栄町)

廃校となった粟代小学校からさらに山道を上っていく。

Kobayashi_01
山あいの小林という集落に着くと、県道沿いの丘の上にまた門柱が立っていた。
銘板は外されているが、その名も「小林小学校」といった。
1873年(明治6年)創立というからこれまた歴史ある学校だ。
しかしここもまた住民の減少により1964年(昭和39年)に閉校となった。


Kobayashi_02
草むした石段を上がった先には、年季モノのみごとな枝垂桜が今もその雄姿を誇っていた。
これまで幾多の卒業生を送り出したんだろう。


Kobayashi_03
現存する校舎はもちろん明治の物ではなく後年建て直されたものだが、それすらももうすでに羽目板が腐食するなど朽ちかけていた。
それでも今なお、地元の集会所や児童館として使われているという。


Kobayashi_04
そしてここにもモルタル製の二宮金次郎像。
しかしもう生徒が登校して「おはよう」と金次郎さんに声を掛けることもない。


Kobayashi_05
その傍らには苔むした大きな鬼瓦が一つ。
明治の時代には学校は象徴的な建物だったんだろう、「學」の文字が読める。

それにしても開校したのは明治になってまだ数年。
こんな山奥の僻地(失礼)にも洩れなく学校を整備したなんて、明治政府は教育熱心だったんだな。
こうしたことがその後の日本の発展を支えたんだろう。感謝。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

・設楽町の八橋小学校はこちら
・設楽町の中設楽小学校はこちら
・東栄町の粟代小学校はこちら

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【廃校】粟代小学校(愛知県東栄町)

東栄町の中設楽小学校から国道151号線を北上。
さらに県道431号線へと分岐して山道を上っていく。

Awashiro_01
この辺りは粟代地区の中心部で、人家や工場、郵便局などが軒を接している。
ここにもいかにも古びた門柱が二つ、学校だ。


Awashiro_02
その古めかしい門柱を見ると、「愛知県北設楽郡粟代小学校」とある。
実際には旧漢字で、しかもよく見ると「粟代」と「小学校」の間が削られている。
1873年(明治6年)の開校というから、ここには「尋常」とでも書いてあったんだろうか。
しかしずいぶん乱暴な修正。


Awashiro_03
軒の下には校章だろう、何か植物をかたどったような紋様。
これ、粟の花じゃないよね。
(最初この「粟」の字を、「西米」と読んだことは内緒にしとこ)


Awashiro_04
閉校になったのはわずか7年前のことだから、まだ校舎はもちろん温室なども残っている。
そしてもちろん、二宮金次郎さんもご健在。


Awashiro_05
ユニークなのは、この小学校には立派な日本庭園風の中庭があることだ。
残念ながら池の水は抜かれていて、石の亀さんがひからびていたけど。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
ちなみにこの小学校には敷地内に本物の沢が流れているというんだからすごい。

・設楽町の八橋小学校はこちら
・設楽町の中設楽小学校はこちら

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乃木将軍像(中設楽小学校)

愛知県東栄町の背後、小高い丘を上っていく。

Nogi_01
坂は結構急だが、風情ある道で心地よい。
丸石を積んだ苔むした石垣。
そしてこれに覆い被さるような紅葉が目に優しい。


Nogi_02
登りきった丘の上にはかつて小学校があった。
1875年(明治8年)に開校された「旧東栄町立中設楽小学校」という由緒ある学校だが、2006年(平成18年)に131年という長い歴史を終えて閉校となった。
画面左手に贅沢な黒御影石を彫った立派な記念碑が立てられている。

うん?
奥のほうに誰か立たされている人がいるのが見える。


Nogi_03
(わざとらしい彩りの)紅葉の葉の向こうには、お馴染みの二宮金次郎像(左)と、誰か軍人さんのような像が見える。
このお髭の爺さんは……


Nogi_04
近づいてみると、軍刀を持った人は日露戦争で旅順攻囲戦を指揮した乃木希典大将その人だった。
(あの乃木坂のね)
1940年(昭和15年)に建立されたものというが、それにしても小学校に乃木将軍像というのは珍しい。
像は高さが1メートル近くある大きなもの。
金次郎さんよりはるかに立派だ。
勉学より軍事が優先された時代の名残り?
昭和15年という時節柄、太平洋戦争に向けて士気を鼓舞したかったんだろう。
戦争反対!
命とお父さんを大切にしよう!

・日露戦争・凱旋紀念門はこちら
・太平洋・出兵橋はこちら


現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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東京湾を威嚇する砲台

60センチ榴弾砲

 拡大します
Kanonhou_m
(千葉県某所にて)

ということになっているらしい。

記事はいずれ。

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下川橋の奇岩(愛知県東栄町)

奥三河を流れる大千瀬川は変わった岩の多いところ。
それは「名所」でないところにも見掛ける。

Kigan2_01
ここは国道473号線。
森山酒造のある東栄町からあの学童像のある佐久間町に向かっているところになる。
橋は下川橋で、その右手に奇岩が見えている。


Kigan2_02
この角度からだと、特に変わった風には見えない。
しかし下部には水の流れで侵食された水平方向のえぐり。
また上部にいくつか見える穴は、信じにくいがポットホールなんだという。


Kigan2_03
つまり、かつてはここまで水流があったか、もしくは岩が隆起した可能性もあることになる。
すごいね。
この角度から見ると、ちょっと見、ガマガエルに見えない?


Kigan2_04
さらに下流に目をやると、折りからの紅葉に彩られた奇岩がさらに続いていた。
よし、また来ーよう。

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タイルの旧長岡郵便局舎(東栄町)

東栄駅の鬼面駅舎からすぐ近く。
別所街道(国道151号線)沿いに興味を引く建物が目に付いた。

Nagaoka_01
古めかしいが威厳が感じられ、どう見ても普通の民家ではない。
何だろう。


Nagaoka_02
表札を取り外した跡がある。
これから推察するに、5文字の建物の筈。
犬を散歩させる人が通りかかったので聞いてみると、郵便局の局舎だったそうな。
5文字は『長岡郵便局』だったんだな。
それも右書きの。


Nagaoka_03
落書きされるなど現在は使われていないようだが、何といってもこのタイル。
ユニークだね、温泉でもなし、タイル貼りの郵便局って初めて見た。

後で調べると、郵便局は1938年(昭和13年)に開局。
2001年(平成13年)まで使われたそうだから、63年間地域に貢献したあと現役を引いたことになる。
ご苦労さま。


Nagaoka_04
こちらが現在の『長岡郵便局』
旧長岡郵便局とは結構離れている。
前の郵便局は駅には近かったけれど、集落からは遠かったので移転したんだろうね。

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森山酒造場(奥三河)

三河は地酒酒造元の多いところ
その中でも奥三河と呼ばれる所に位置するのがこの森山酒造(東栄町)だ。

Moriyama_syuzo_01
風情ある蔵の横路を進んでいくと、静かに「森山酒造」は現れる。
正面の二階家がそれだ。


Moriyama_syuzo_02
看板には右から「森山酒屋」と書いてある。
正確には「森山酒造場」
江戸時代初期の創業ということで、実に300年の歴史があるそうだ。


Moriyama_syuzo_03
少量を仕込む昔ながらの手造りでで、銘柄はこの「名酒・蜂龍盃」(はちりゅうはい)。
これには「蜂も酔ってしまうほど旨い酒」という意味が込められているんだとか。
あれ、東栄駅ではコーヒーを持っていた鬼ーさん、ここでは酒徳利なのね。


Moriyama_syuzo_04
お店からはさらにいかにも江戸時代という感じがするこの板塀。
そこには酒造りのため山間から引き込んだ涌き水の音が途切れなく続き、そんな時代にタイムスリップしたような気持ちになって心が洗われる。

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東栄駅の「鬼面駅舎」

JR飯田線の東栄駅にやって来た。
東栄駅は愛知県北設楽郡、乗降客も少ない無人駅。
今回はその駅舎を見にやって来たのだ。

Toei_st_01
その駅舎は中央の、繋がった三角屋根の二棟。
ここから見る限りでは特に変わったものではない。


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途中、出迎えてくれたのはコーヒーカップを抱えたおにーさん。
いや、木彫りの鬼ーさん。


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無人の改札を抜けると……
ほら、特徴ある駅舎の顔が現れた。
こっちも『鬼』じゃん。


Toei_st_04
ホームの上、正面の前に立って眺めてみた。
1992年(平成4年)にJR東海と東栄町が共同で建設したもの。
当地の無形民俗文化財『花祭』で使われる鬼の面をモチーフとしたデザインなんだそうだ。

駅舎も変わっているが、駅名も度々変わってきた。
1933年(昭和8年)、三信鉄道という私鉄によって開設された時は『三輪村駅』だった。
しかし早くも翌年、『三信三輪駅』に改称。
さらに1943年(昭和18年)、国有化と同時に『三河長岡駅』に。
さらに1956年(昭和31年)、今の『東栄駅』に改称されている。

幼名の林利助から伊藤俊輔、越智斧太郎、花山春輔、花山春太郎、吉村荘蔵、林宇一……
など何回も名前を変えた伊藤博文さんみたいだな。

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狩り体験を借りたい件

ドラマで人気の女優・杏ちゃん。
実は資格マニアで、これまでにダイビング、車、英検、アマチュア無線、大検など取得しているんだそうだ。
もっとも、ふだん使うのは車の免許くらいなんだとか。
そこで今度はなんと「狩りガール宣言」。

Kari_girl_s狩りガールとは文字通り、狩猟する女子のこと。
最近秘かに流行りつつあるらしい。
まさに肉食女子じゃん。

で杏ちゃん、その狩猟に必要な「狩猟免許」と「鉄砲の所持許可」を取得したんだってさ。
すごいね。
杏ちゃんのような美人なら、あなたも狩猟されてみたい?
でもその前に撃たれて死んじゃうんだからね。

実は狩りガールに借りがあーる。

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